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オリックスの吉田正尚が希望するポスティングによるメジャー移籍を球団が認めるかどうかに全米が注目
オリックスの吉田正尚が希望するポスティングによるメジャー移籍を球団が認めるかどうかに全米が注目

米ストーブ情報専門メディアがオリックス吉田正尚のポスティングによるメジャー移籍の可能性に言及

 

ポスティングによるメジャー挑戦希望を表明しているオリックスの吉田正尚(29)の動向についてストーブリーグの情報に詳しい米専門サイトMLBトレードルーマーズは「オリックス・バファローズがMLBチームに吉田正尚をポスティングするかもしれない」との見出しを取った記事を掲載。オリックスがポスティングに踏み切る可能性に言及した。
 ジャパンタイムズに掲載された福良淳一GMの「吉田本人と話し合いを持つ」とのコメントを引用する形で「オリックス・バファローズが日本シリーズを勝ち、2022年シーズンの日本プロ野球界のチャンピオンとなった。バファローズは、間もなくロスターで大きな決断に直面するかもしれない」と書き出し、「吉田は北米に移ることを模索しており、記者たちには『常に高いレベルでプレーをしていたい』と語っている」と記した。
 吉田は、日本シリーズ終了後にメジャー挑戦の意向を表明。まだ海外FA権利を取得できていないため、ポスティングの容認を球団に求める考えを明かしていた。
 同サイトは、吉田の日本での成績を「バファローズでの7シーズンで吉田はキャリア通算3129打席で打率.327、出塁率.421、長打率.539に133本塁打を残し、日本プロ野球のトップ打者の1人となった。彼の経歴には2020年、2021年のリーグ首位打者やパシフィック・リーグで“ベストナイン”に選出4度といったものが含まれる」と紹介。
 日本シリーズの第5戦での大活躍について触れ「吉田はバファローズに逆転勝利をもたらしたサヨナラ本塁打を含む2本塁打で日本シリーズ第5戦のヒーローにもなった」と付け加えた。
「吉田は来年7月に30歳となるため、メジャーリーグに移籍することになれば、まだもう数年は全盛期が続きそうだ。特に左打者を必要としているチームにとって、彼は今年のフリーエージェント市場で興味深い追加選手となるだろう」と評価した。
 また「吉田はまだフリーエージェントとなるには十分な期間をプレーしておらず、バファローズはこの外野手のポスティングを認めなければならず、吉田がメジャーリーグから得た契約額に応じてポスティング費を受け取ることになるだろう」とし、「吉田は来年のオフシーズンもまだポスティングの対象選手で、2024年シーズン後に彼はポスティングシステムの制限なしのフリーエージェントとなれる」と、吉田が海外FA権利を得るにはまだ2年かかるため、年齢的な面を考慮するとオリックスがポスティングを容認するのではないかという見通しを示唆した。

 

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