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開幕投手を務めた大谷翔平はWBCの疲れも見せずに「3番・投手兼DH」で二刀流出場して6回を10奪無失点、打っては1安打(写真・AP/アフロ)
開幕投手を務めた大谷翔平はWBCの疲れも見せずに「3番・投手兼DH」で二刀流出場して6回を10奪無失点、打っては1安打(写真・AP/アフロ)

「誰も手を出せない投球だ」米メディア&トラウトが大谷翔平のピッチコム“トラブル”にも動じない圧巻6回10奪三振無失点を称賛

 記事は1回にピッチコムの作動に不具合が起きたことついて触れ、「大谷は(ピッチコムの)故障でリズムを失ったと明かした」とし、捕手のローガン・オハッピーの「初回にピッチコムを使えていれば、彼はおそらくもっと手が出せない投球になっていたかもしれない」とのコメントを紹介。「この不具合は2回が始まると解消され、大谷は流れに乗った。しっかりと投げられれば、不確かなものは何もなかった」などと続けた。
 また打者・大谷は4回に内野の間を抜けるライト前ヒットを放っているが、「この日は新ルールの夜だった。大谷は4回に、この日、唯一の安打をライト前に放ったが、守備シフトが敷かれていれば、疑いなくアウトになった痛烈なゴロだった。大谷は、左打者がもう不利を受けなくなる兆候になると語った」と記し、今季から禁止された守備シフトの恩恵を大谷が受けることになるという見通しを伝えた。
 そして「大谷は、時折荒れ気味で、3人を歩かせて93球でストライクは55球のみだった。そして、エンゼルスの毎度お馴染みのシーンの繰り返しのように、大谷が1-0のリードでマウンドを降りた後に、アスレチックスが、『これまでのキャリアで最もおそらく最も恥ずかしい登板だった』と話した救援投手のループから2点を取り、エンゼルスは1-2の敗戦に向かうことになった」と皮肉を交えてエンゼルスの敗戦を報じた。
 同紙によるとアスレチックスのマーク・コッツェイ監督は大谷について、「ファンとして見ると彼は素晴らしかった。それを我々は目にしなければいけない。彼は100マイル(約161キロ)を投げ、打席に立って、打ちたいところに打球を放つ。その何が(彼を)嫌いにさせるというんだ?」と称賛したという。
 1日(日本時間2日)のアスレチックス対エンゼルス戦では、阪神からポスティングで移籍した藤浪晋太郎が先発。DHで出場する大谷との注目の対戦が実現する。

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