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プレミアの話題を独占している三笘薫がブライトンの公式サイトで激白した(写真・ロイター/アフロ)
プレミアの話題を独占している三笘薫がブライトンの公式サイトで激白した(写真・ロイター/アフロ)

英国で“時の人”となった三笘薫がブライトン公式サイトで激白…「皆さんに注目されるというプレッシャーを楽しんでいる」

  直近の公式戦7試合で3戦連発を含めた5ゴールを決めるなど、サッカーの母国イングランドを席巻している日本代表MF三笘薫(25)のインタビューが7日、所属するプレミアリーグ・ブライトンの公式HPに掲載された。自身への注目度が飛躍的に増すなかで、三笘は「ある意味、僕はプレッシャーを楽しんでいます」と明言。イギリス紙が1ページを割いて特集を組むなど、高まるばかりの期待を力に変えながら11日(日本時間12日未明)のクリスタル・パレスとの次節に臨む。

「ボーンマス戦のパフォーマンスには満足していません」

 

 世界のサッカー界で最もホットなアタッカーの一人へ飛躍した三笘のインタビュー記事が、7日午後(日本時間同深夜)に所属するブライトンの公式HPに掲載された。
 記事のなかで、三笘は現状についてまず次のように言及している。
「いまはチームが勢いに乗るためにも、すべての試合でゴールを決め、あるいはアシストできることを願っています。そして、それは上手くいっていると思っています」
 言葉通りに、すべて主戦場の左MFとして先発した直近の公式戦7試合で3戦連発を含めた5ゴールを量産。ブライトンをプレミアリーグで6位に押し上げ、150年を超える歴史を誇るFAカップでは5回戦へ進出させた三笘は、試合を重ねるたびに高まってきた自身への注目度に対して「気にしていません」と明言。さらにこんな言葉を続けている。
「みなさんが僕を見ているのは事実だし、ある意味、僕はそのプレッシャーを楽しんでいます」
 ここで発した「I am enjoying the pressure」が記事のタイトルにもなった。
 しかし、文字通りの無双状態にある三笘も、直近の一戦となった4日(日本時間5日未明)のボーンマスとのプレミアリーグ第22節には不完全燃焼の思いを抱いている。後半42分に苦手と公言するヘディング弾で0-0の均衡を破り、そのまま逃げ切った一戦を「ゴールできたのはよかった」と振り返った三笘は、90分を通して抱いた思いをこう明かした。
「ボーンマス戦のパフォーマンスには満足していません。あのまま試合を終えていたら残念な気持ちになっていましたし、もっとできると信じていたので、時間が経つにつれて僕はイライラしていました。守備的なチームに対してもっと押し込むべきだとあらためて感じましたし、あの試合の教訓から僕たちはもっと多くのことを学ばなければいけないと思いました」
 注目度の高さを物語るように、6日付のイギリスの日刊紙『Daily Mirror』は丸々1ページを割いて三笘を特集。そのなかで、期限付き移籍していたユニオン・サンジロワーズ(ベルギー)で昨シーズンをともに戦い、今シーズンからそろってブライトンへ復帰したドイツ出身のFWデニス・ウンダフ(26)のコメントを介して、三笘が躍進している秘密を紐解いている。
「彼の1対1はベルギー時代よりもよくなっている。1対1を仕掛けるタイミングだけでなく、味方にパスを出すタイミングもわかっているから、チームのために違いを作り出せる。しかも彼はほとんどの場面でデュエルにも勝っている。僕たちに必要なのは適切なタイミングに適切なポジションにいることだけ。彼がいることで1試合に5、6回のチャンスが生まれるんだ」

 

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