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三笘がヘッドで決めた決勝ゴールの瞬間写真(写真・アフロ)
三笘がヘッドで決めた決勝ゴールの瞬間写真(写真・アフロ)

英メディアが三笘の3戦連発となる決勝ヘッドを大絶賛…「三笘獲得にわずか4億円しか費やしていない」「最新の珠玉選手」

 プレミアリーグの第22節が4日(日本時間5日)、ブライトンの本拠地で行われ、ブライトンが日本代表M三笘薫(25)の決勝ゴールでボーンマスを1-0で下した。0-0で迎えた後半42分に三笘は不得意なヘディングシュートを決めた。三笘は、これで3戦連発で、2試合連続の決勝ゴール。三笘の活躍でチームは6位をキープ。英メディアからは絶賛の声があがった。

 「ブライトンに違いをもたらすことのできる選手

 

 もはや誰も三笘を止められない。
 0-0で迎えた後半42分。左サイドのエクアドル代表MFジェレミー・サルミエントからのクロスに三笘がニアサイドでジャンプして頭を合わせた。対空時間の長いヘディングシュートがゴールの左上へ。GKの右手は、ボールに触れたが、セーブすることはできなかった。本拠地のスタジアムを熱狂させた決勝ゴール。ガッツポーズの三笘と同じようにロベルト・デ・ゼルビ監督もベンチ前を走り回っていた。
 英メディアは三笘の活躍にフォーカスした。
 英ガーディアン紙は「ブライトンがボーンマスの奮闘を許さず、三笘が再び終盤にゴール」との見出しを取り、「終盤に決勝ゴールを決めることが三笘にとって何らかの才能となり始めている。前年覇者のリバプールをFAカップ敗退に追いやった驚嘆すべきゴールの6日後、ブライトンが欧州リーグへ向けた注目に値する奮闘を続け、降格を逃れようと死力を尽くすボーンマスを何とか振り切ったゲームで日本のウインガーは再び(決勝ゴールを)演出した」と三笘の決勝ゴールとブライトンの勝利を伝えた。
 記事は「試合は、ボーンマスがロベルト・デ・ゼルビ監督のチームを苛立たせ、勝ち点3を奪うよりもドロー狙いが論理的なように見られた。三笘も、この最近の彼の標準的なプレーと比較して終盤の5分までおとなしかった。だが、ここ7試合で5ゴールを決め、大学論文でドリブル技術について書いた25歳(の三笘)は、リーグ5位のトッテナムまで勝ち点2に迫り、ブライトンに違いをもたらすことのできる選手となった」と絶賛。
 デ・ゼルビ監督の「三笘は人生最高のプレーをしたわけではないが、常にゴールを決めることができる。彼を決して代えることはできない。休みを与えたいが、彼がゴールを決めることができると分かっている」という試合後コメントを紹介した。

 

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