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ヤンキースのアーロン・ジャッジは8回にも超美技でエンゼルスの勝ち越しを阻止している(写真・AP/アフロ)
ヤンキースのアーロン・ジャッジは8回にも超美技でエンゼルスの勝ち越しを阻止している(写真・AP/アフロ)

NYメディアが大谷翔平とジャッジを比較して本塁打を幻に終わらせた超美技を称賛…「お株を奪う」「ジャッジも二刀流だ」

 ニューヨークデイリーニューズ紙は「ジャッジ、トーレスがエンゼルス戦勝利の主役を演じ、ブリトーが立ち直る」との見出しで、ヤンキースの勝利を伝えた。
 同記事は、1回のジャッジのファインプレーを詳細にこうレポートした。
「大谷がブリトーのチェンジアップを捉えた時、彼が2試合連続でエンゼルスに序盤のリードをもたらしたかのように見えた。しかし、次の瞬間にジャッジの足がグラウンドから離れた。身長6フィート7インチ(約2メートル)の中堅手はローリングス社製のレザーグラブで、フェンスを越えようとするボールを弾きだし、(ヤンキースタジアムの)モニュメントパークに打ち込まれようとした大谷の本塁打を奪い取った。打球速度111.5マイル(約179.4キロ)の打球をつかみ取ることはできなかったが、グラブで弾いた後に素手でボールを捕らえた。昨シーズンに大谷と争いMVPを獲得したこの男にMVPの連呼を引き起こした」
 さらにジャッジが冗談交じりに語った「もし優れた外野手であれば、最初の捕球で、ボールをつかみ取っているだろう。少し危ういプレーだったが、アウトにできた。タイミングを合わせるのが難しかった」というコメントを紹介した。
 一方、エンゼルスの地元紙であるオレンジカウンティレジスター紙は、「MVP選手で埋め尽くされた緊迫の試合は、2022年ア・リーグMVPのジャッジが、2021年ア・リーグMVPの大谷の本塁打を1回に奪い取ったプレーを含め、両チームが素晴らしい守備を見せた。(ジャッジのプレーの)数分後には、ジャッジが自身で2ランを放った」などと記して、エンゼルスの敗戦を伝えた。
 同紙は「エンゼルスにとってフラストレーションのたまる始まりになった夜は、がっかりする結末となった」として1回のジャッジのファインプレーと2ランの場面を伝えた上で、9回に退場処分となったネビン監督のジャッジに関する声を紹介した。
「(ジャッジの存在は))相手のチーム側からすれば面白くはない。彼は攻守両方で試合の流れを変えられる選手だ」
 ヤンキースとエンゼルスのNYシリーズの第3戦は日本時間の明日21日早朝に行われる。

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