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レッドソックスが大谷翔平獲得を画策(写真・AP/アフロ)
レッドソックスが大谷翔平獲得を画策(写真・AP/アフロ)

レッドソックスが大谷翔平獲得を画策…元レ軍内野手が内部情報明かす…吉田正尚の存在と契約スポーツメーカーの本社所在地

 故障者リストに入ったことですでに今季のプレーが終了し、損傷した右肘の内側側副靭帯のハイブリッド手術を成功させた大谷の周辺が騒がしくなってきた。連日去就に関する報道が出ているが、22日(日本時間23日)、レッドソックスで3年間プレーし、チームの内部事情に詳しいミドルブルックス氏が、「レッドソックスが大谷翔平獲得を画策…ハイム・ブルーム(解雇された最高編成責任者)に関するインサイドスクープ」と題したポッドキャスト番組内で独自情報を明かした。
「多くの人が(レッドソックスが)大谷と契約するチャンスはないと言っているが、これだけのことは伝えておこう。彼らはチャンスをつかもうとするだろう。(レッドソックスの)フロントオフィスが(大谷獲得は)理にかなっていない、チャンスはないと、あきらめることはない。金銭面で理にかなっていない、2度目のトミー・ジョン手術で、来年は打撃、DHだけの選手だから獲得にいかない、ということにはならない。今、この瞬間、フロントオフィスは彼を獲得する方法を見出そうとしている。このことは言い残しておこう」
 レッドソックスがFAとなる大谷の獲得交渉に乗り出すことを明言した。
「レッドソックスが大谷と契約できるとは言えない。多くのチームが彼と契約をしようとするだろう」とした上で、こう続けた。
「(もし獲得に成功すれば)彼はマーケティング面で、これまで獲得した選手の中で最高の存在となる。我がレッドソックスでプレーしたこれまでの選手の中で最高の野球選手となるかもしれない」
 またレッドソックスが積極的に大谷獲得に乗り出す根拠も付け加えた。
「左翼手の吉田正尚は日本で山本由伸と同じチームでプレーしていた縁がある。彼ら3人(大谷、吉田、山本)は全員WBCで一緒にプレーした。また(大谷は)ニューバランスと契約している選手だ。ニューバランスが、どこを拠点にしているか考えてみよう。ボストンだ。マーケティングのためにボストンが彼を獲得するとなれば、ニューバランスのトップは、多くの資金を彼の獲得に向けて用意するだろう。だから注意して見守っていこう」
 大谷はスポーツメーカーの「ニューバランス」と契約、シューズなどの野球用具をニューバランス製品で固めている。そのニューバランスの本社があるのがボストン。加えてチームには吉田がいて、今オフにポスティングでのメジャー移籍を希望するとみられるオリックスの山本由伸の獲得にもチームは興味を示している。そのレッドソックスであれば、大谷が新しい環境にも溶け込みやすいのではないか、というわけである。

 

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