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朝倉未来が「RIZIN.45」の会見にサプライズ登場
朝倉未来が「RIZIN.45」の会見にサプライズ登場

なぜ朝倉未来は大晦日「RIZIN.45」平本蓮対YA-MANを「平本勝利」と予想したのか…自身の来年“逆襲相手”はフェザー級王者?

 

 気になる朝倉の近況報告もあった。
「世間のみなさんと同じような年末を過ごしています。練習はもう(YA-MANとの)試合の次の週からやっていますけどね」
 YA-MANに倒された直後にSNSで引退を示唆した朝倉だが、自身のYouTubeチャンネルで、すぐに「血ヘドを吐くような練習をして、必ず強い姿で戻ってくる」と涙ながらに引退を撤回した。
 その復帰予定について朝倉は、「夏ぐらいに復帰したいな、と思っています」と具体的な時期を明かした。さらに7月の「超RIZIN.2」でも、ウガール・ケラモフ(31、アゼルバイジャン)に一本負けしている今年を「多忙だったし、散々な1年でしたよね」と振り返りながら来たる2024年への目標をこう語っている。
「逆襲という感じですね。格闘技って負け方によっては、すごく弱いヤツ、みたいな評価になってしまうじゃないですか。いまの自分はその状態だと思うので、来年はすごく強いヤツに戻るという感じです。それも1試合で。誰とやりたい、というのは決まっていませんけど、相手が誰であってもめちゃくちゃ強い姿を見せたいと思っています」
 トークショーに先駆けて行われた「RIZIN.45」でのタイトルマッチの調印式では、RIZINバンタム級王者フアン・アーチュレッタ(36、アメリカ)と挑戦者で未来の実弟・朝倉海(30、JAPAN TOP TEAM)、新設された同フライ級初代王座決定戦を戦う堀口恭司(33、アメリカン・トップチーム)と神龍誠(23、神龍ワールドジム)の4人が一堂に会した。
 朝倉は自身のケガで一度流し、堀口―神龍戦は、試合中のアクシデントで無効試合となった、いずれも仕切り直しのカード。朝倉海は、兄の気持ちを背負って戦う覚悟をあらためて明かしている。
「兄貴が上手くいっていないタイミングで僕が勝てば、彼のモチベーションを一番上げられる。まずは、僕がベルトを獲って、来年は兄弟でベルトを巻きたい」
 弟の言葉を伝え聞いた朝倉は、そのアーチュレッタ戦ではセコンドにつくと明言した。
 兄弟でベルトを巻くとなるのならば、朝倉が言う「強い姿を見せる」ための1試合は、平本蓮戦でも、YA-MANとの再戦でもなく、RIZINフェザー級王者への挑戦か。現在のベルト保持者は、鈴木千裕(24、クロスポイント吉祥寺)である。

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