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ヨルダンと2-2で引き分けた韓国の主将FWソン・フンは試合後に呆然とした表情(写真・ロイター/アフロ)
ヨルダンと2-2で引き分けた韓国の主将FWソン・フンは試合後に呆然とした表情(写真・ロイター/アフロ)

アジア杯決勝T1回戦での日韓戦回避?!韓国メディアが母国のヨルダン戦“冷や汗”ドローを酷評…「ずさんで穴だらけ」「もはやV候補とは言えない」…すべての結論は最終戦へ

 今大会はグループステージを終えて勝ち点で並んだ場合、当該国間の勝敗、得失点差、得点数の順で順位を決める。イラクに負けた時点で日本の1位突破がなくなり、さらに最終戦では2018年のロシアW杯で韓国を率い、グループステージでドイツを破った実績を持つシン・テヨン監督(53)が立ちはだかると『my daily』は記事を締めている。
 もちろん韓国も問題を抱えている。ヨルダン戦を前に守護神キム・スンギュ(33、アル・シャバブ・リヤド)が右ひざ前十字靱帯断裂で戦線離脱。2試合でソン・フンミンを含めた6人がイエローカードをもらい、出場停止に“リーチ”がかかっている。
 そうした状況で露呈された数多くの拙攻拙守に対して、別の韓国メディアの『MK Sports』は悲観的かつ自虐的な論調の記事を掲載している。
「これでもまだ、あなたは韓国代表がお気に入りですか。日本に続く『ドーハの惨劇』こそ免れたものの、今大会最弱と言っていいマレーシアと、ベスト16進出をかけて戦う状況自体が屈辱的だ。もはや優勝候補の本命とは言えないのではないか」
 ヨルダン対韓国に続けて行われたグループEのもう1試合は、バーレーンが1-0でマレーシアを振り切った。これで勝ち点4のヨルダンと韓国を同3のバーレーンが追う構図ができあがり、必然的に25日のヨルダンとバーレーンの中東対決は、激戦必至となった。
 あくまでも日本が24日のインドネシアとの最終戦に勝利することを前提に、決勝トーナメントの1回戦で対戦する可能性のある相手を整理してみる。韓国が格下のマレーシアに負けることは、ほぼ考え辛い状況の中で、ヨルダンがバーレーンに敗れれば、逆転で韓国が1位となるが、もし韓国がマレーシアに引き分け以下に終わるとバーレーンが勝ち点6で1位となる可能性もある。
 またヨルダン、韓国が共に勝った場合は、勝ち点7で並ぶが、前出したように現在の得失点差は2で、ヨルダンが僅差勝利で韓国が大勝した場合には、韓国が1位になる可能性も残されている。

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