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リバプールとマンチェスターシティの首位攻防戦は白熱のドロー。フル出場した遠藤航が激しくやりあった(写真・ロイター/アフロ)
リバプールとマンチェスターシティの首位攻防戦は白熱のドロー。フル出場した遠藤航が激しくやりあった(写真・ロイター/アフロ)

「リバプールの控えめなスターはカウンターで流れを作りデュエルで負けなかった」英メディアが首位攻防戦でフル出場の遠藤航を称賛

 プレミアリーグ第28節が10日(日本時間11日)に行われ、日本代表のキャプテン、MF遠藤航(31)が所属するリバプールはホームのアンフィールドで、昨シーズン王者マンチェスター・シティとの首位攻防戦で1-1と引き分け、試合のなかったアーセナルに次ぐ2位に後退した。スパルタ・プラハとのヨーロッパリーグ・ラウンド16から中2日の過密日程下で、遠藤は疲れも見せずにアンカーで先発フル出場。英国メディアからチームでトップタイの評価を受ける存在感抜群のプレーを見せた。

 SNSに「遠藤マジ」のスレッド

 

 奇妙なスレッドが11日未明の日本のX(旧ツイッター)上に立った。
「遠藤マジ」
 予想通りに名門クラブ同士が究極のテクニックと体力、知力をぶつけ合うプレミアリーグの首位攻防戦で、遠藤がリバプールのアンカーで先発。すでに何シーズンも所属しているような際立つ存在感を放つ姿に対する驚きが込められたものだ。
 敵地で5-1のスコアで快勝した、スパルタ・プラハとのヨーロッパリーグ・ラウンド16第1戦で先発フル出場してから中2日。疲れる素振りも見せずに先発した遠藤が、中盤の潰し屋としての本領を発揮したのは1点を追う前半42分だった。
 ハーフウェイライン付近で、DF登録ながらボランチに入っているジョン・ストーンズ(29)にパスが入った瞬間に強烈なタックルを見舞う。身長188cm体重70kgのサイズを誇るイングランド代表がたまらずバランスを崩し、ボールを失った直後だった。
 ボールはアルゼンチン代表MFアレクシス・マクアリスター(25)からハンガリー代表ドミニク・ソボスライ(23)をへて、コロンビア代表FWルイス・ディアス(27)へ。左サイドから中へ切れ込んで放ったディアスのシュートは惜しくもポスト左へ外れた。
 勝者が首位に立つ首位攻防の大一番で、遠藤はマンチェスター・シティが誇る世界屈指の司令塔、ベルギー代表ケヴィン・デ・ブライネ(32)と対峙した。マイボール時はデ・ブライネからマークされ、相手ボール時は逆に相手の存在感を消した。
 迎えた後半24分。敵将ジョゼップ・グアルディオラ監督(53)は、英国の大衆紙『THE Sun』が「異例のオプションを取った」と速報する選手交代を行った。
 デ・ブライネに代えてクロアチア代表マテオ・コバチッチ(29)の投入。後半開始早々にPKを決められて同点とされ、守護神のブラジル代表GKエデルソン(30)も負傷退場した緊急事態で、名将は遠藤にマークされた司令塔抜きの攻撃を決めた。
 もっとも、デ・ブライネにとって予期せぬ交代だったからか。あからさまに不満を募らせるデ・ブライネの姿を、同メディアはこう報じている。
「これは彼が同意する交代はなく、タッチライン際で監督と口論を展開している」
 雨中で繰り広げられた熱戦は後半に入って、ホームのアンフィールドを埋め尽くしたサポーターの大声援に後押しされたリバプールが盛り返す。そして、8分が表示されたアディショナルタイムが6分を回ったときに、戦況が大きく変わりかけた。
 それまでアンカーの位置からほとんど動かなかった遠藤が、ここだと言わんばかりに前線へ駆け上がった。右ウイングのハーヴェイ・エリオット(20)の浮き球のパスを呼び込み、スイス代表DFマヌエル・アカンジに潰されながらも頭でボールを流した。

 

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