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スペインに0-2完敗後にガックリ肩を落としたフランスのMFラヤン・シェルキが、この後、記者に逆ギレした(写真・ロイター/アフロ)
スペインに0-2完敗後にガックリ肩を落としたフランスのMFラヤン・シェルキが、この後、記者に逆ギレした(写真・ロイター/アフロ)

敗れたフランスMFが記者に逆ギレ?!「泣いていたとか、皆が批判していたとか言わせたいのか?」スペインに0ー2完敗後に異例の対応で痛恨PKを与えた同僚をかばう

 サッカーW杯準決勝のフランス対スペインが14日(日本時間15日)、米ダラスで行われ、スペインが2-0で勝利して決勝進出を決めた。フランスにとって痛恨だったのは前半22分に競り合いの中でラミン・ヤマル(19)の腹部を蹴ってPKを献上したDFリュカ・ディーニュ(32)の軽率なプレー。だが、試合後にMFラヤン・シェルキ(22)が報道陣に逆ギレしてディーニュを擁護した。フランスはディディエ・デシャン監督(57)が今大会限りで退任、次期監督にはジネディーヌ・ジダン氏(54)が有力視されている。

 「君はどう思うんだ?」

 試合を左右する痛恨のミスだった。
 前半22分、ペナルティエリアに突入してきたヤマルと空中のボールを競り合ったディーニュがあろうことにヤマルの腹部を蹴ってしまったのだ。当然、PKを献上することになり、ミケル・オヤルサバルに沈められて先制を許した。
 さらに後半13分にはペドロ・ポロに追加点を奪われ、エースのキリアン・エムバペも、3本のシュートを放つも不発に終わり、優勝候補のフランスは、2大会連続の決勝へ進めなかった。
 試合後、批判の矢面に立たされたのはそのデューニュだ。
 だが、フランスメディア「RMCスポーツ」によると、マンチャスターシティでプレーする22歳のシェルキは、報道陣に逆ギレして、同じくプレミアリーグのアストン・ヴィラに所属する32歳のベテランDFを擁護した。
 取材ゾーンで記者から「ハーフタイムでディーニュの精神状態はどうだったのか?」と聞かれると「君は僕がなんと答えると思っているんだ?」と激怒。
「彼が泣いていたとか、皆が批判したとか、そういうことを言わせたいのか?」と噛みついた。
 さらに「これは試合の中で起こる出来事だ。それがサッカーなんだ」と言い、こう続けた。
「僕たちは彼(ディーニュ)を支えなければならないし、彼も僕たちとともにいなければならない。 ハーフタイムも、僕たちは全員が一緒だった。2点目が非常に重要になることは分かっていた。こういう試合では、1-1なら守るのは本当に難しい。でも2-0になれば話はまったく変わる。今日は本当に悔しい」
 デシャン監督は、試合後、フランスのテレビ局「M6」の取材で主審の判定への不満を口にしていた。
「とても失望しています。選手たちは打ちのめされています。私たちは非常に大きな目標を持ってこの試合に臨んでいましたからね。とはいえ、冷静に認めなければなりません。今日は技術面で相手より一段劣っていました。スペインは試合を非常によくコントロールしていました。まず第一に、原因は私たち自身にあります。ただ、一つだけ問いを投げかけます。そしてその答えは私自身は言いません。『あの主審はワールドカップ準決勝を裁くレベルにあったのでしょうか?』」
 そして「負けたからこう言っているわけではありません。しかし、いくつかの場面では……。しかも、その多くが私たちに不利な判定でした」と訴えた。

 

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