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ノバク・ジョコビッチの美人妻のエレナさん(左)が大坂なおみの「カモン」騒動を痛烈批判!(写真・ロイター/アフロ)
ノバク・ジョコビッチの美人妻のエレナさん(左)が大坂なおみの「カモン」騒動を痛烈批判!(写真・ロイター/アフロ)

「大坂なおみは絶対にやってはいけないことだと知っているはず」全豪で波紋を広げた「カモン!」騒動をジョコビッチ妻や女子テニス界“レジェンド”らが痛烈批判…「テニスにはルールがある」

「あなたはフェアプレーが何であるのかを知らない。長くプレーしてきたはずなのに、フェアプレーが何なのかをまったくわかっていない」
 コート上に漂った一触即発の空気に、大坂が困惑した表情を浮かべる。原因となった「カモン!」は和訳すれば「さあ来い!」となり、大坂が自身を鼓舞するときに発する口グセでもあった。実際にそれまで何度も特にポイントを奪った際には大声で響かせていた。しかし今年限りでの引退を表明し、現役最後の全豪オープンで追いつめられていたチルステアにとっては、神経を逆なでする要素と化していた。
 試合後の公式記者会見。騒動に対する質問に「たいした話じゃない」と多くを語らなかったチルステアに対して、大坂は「正直に言うと『カモン!』に対して、このように言われた経験は今までなかったので少し混乱しています」とこう続けた。
「私は自分を鼓舞するときに『相手の気もそらそう』とは絶対に考えません。彼女が抗議した場面でも、主審は私が間違えているとは言いませんでした」
 しかし、エレナさんに続いてチルステアを支持する声が公然と上がった。
その一人が四大大会の女子シングルスで通算18回の優勝を誇るレジェンド、ナブラチロワさんだ。出演した米国のテニス番組『Tennis Channel』で大坂に苦言を呈したコメントを、ルーマニアのスポーツ紙『Gazeta Sporturilor』が伝えた。
「チルステアがセカンドサーブの準備をしているときに、大坂が『カモン!』と叫びました。相手のファーストサーブとセカンドサーブの間に大声を発することは許されません。これは公平ではありませんが、大坂が故意に発したとは思いませんし、もしかすると大坂自身も気づいていなかったかもしれません。心の中では何度も『カモン!』と叫んでもかまいませんが、それを口にしてはいけません」
 同紙はともに同番組に出演していた元世界ランキング1位で、四大大会の女子シングルスで通算3勝のリンゼイ・ダベンポートさん(49、米国)のコメントも伝えた。
「テニスには基本的なルールがあります。特に相手選手のサーブの間に音を立ててはいけません。チルステアはこれに不満を言い、大坂は初戦で同じことをしながら何も言われませんでした。みなさんがよく知っているように、彼女には悪意はありません。28歳の大坂は長くサーキットを戦っている選手なので、同じ行為を続けるとは思えません。他の形で自分を鼓舞する方法を見つけるはずです」
 レジェンドたちから批判と叱咤激励を受けた大坂。世界ランク17位の大坂は今日24日、同168位のイングリスとの3回戦に臨むが、果たして、もはや口グセともなっている「カモン」を我慢してプレーすることができるのだろうか。

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