「相変わらずトップクラスの投手だ」昨季WSで苦杯を舐めさせた4番ビシェットが“投手専念”で防御率0.50の大谷翔平に敬意…ロバーツ監督は絶品スライドステップ投法を「芸術的」と絶賛
ロバーツ監督は「あれが彼の持ち味です。必要なときにはもう一段ギアを上げられる。失点してフラストレーションもあったと思いますが、そこから一気に攻めていきました。普段は98〜99マイル(約158〜159キロ)が中心ですが、あの回では100マイル(約161キロ)まで引き上げました。素晴らしいですね」と絶賛。
前出の映像メディアによると、大谷自身も、この回を「シーズンを投げる中で全力でずっと投げるわけにはいかない。ある程度スコアを見ながら投げないとはいけない。あそこは二、三塁で、1本で逆転されるため、しっかりと全力で抑えないといけない場面だった」と振り返った。
また大谷の代役DHとして先発出場し、8回にダメ押しの満塁弾を放った本来は捕手のダルトン・ラッシングも、この5回の投球を「彼は本当に競争心が強いです。捕手としても選手としてもそういう姿を見るのは誇らしいですし、実際にそれを体現しているのが分かります。“これをやったな?じゃあ次はこれだ”みたいな感じでね。そういうことができるのは世界でもトップクラスの選手だけです」と称えた。
大谷は6回もマウンドに上がり三者連続三振。最後の打者が今季からFAでブルージェイズからメッツへ移籍した4番のボー・ビシェットだった。シンカーのように落ちるスプリットで三球三振に倒れた。
前出の「SNY」によるとビシェットは「ショウ(大谷翔平)は今日も本当に素晴らしかったですし相変わらずトップクラスの投手です」と、敬意を表した。
ビシェットは、昨年のワールドシリーズの第7戦で大谷に先制の3ランを浴びせ、珍しくMVP男にマウンドで肩を落とさせた。
だが、この日は、一塁ゴロ、ショートゴロ、そして三振と3打数ノーヒットに抑え込まれた。
ビシェットは、泥沼の8連敗を「正直うまく説明できません。今は本当に苦しいです。もし答えが分かっていればそうしていますが、とにかくやり続けて解決策を見つけるしかありません。みんな悔しがっています。それは当然のことです」と、深刻にとらえながらも、山本、大谷という好投手を連続でぶつけられたことの影響を明かした。
「この2日間はリーグでもトップクラスの投手と対戦していました。打撃の調子が良くても、ああいう投手と当たると難しいです。ここ数試合はしっかり戦えていたと思います。打席の内容がどうだったかよりも、戦う姿勢やメンタルの部分が大事です。結局のところ素晴らしい投手に抑えられた部分が大きいです。もちろんもっと良くならないといけませんが、共通しているのは相手が素晴らしい投手だったということです」
防御率0.50でランキングトップに躍り出た大谷と、同じく2.10で8位に位置する山本の揃うドジャースのローテーはナ・リーグ最強なのかもしれない。

