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背番号42を着用する「ジャッキー・ロビンソン・デー」で5年ぶりに投手専念した大谷翔平は6回を2安打10奪三振1失点で2勝目(写真・AP/アフロ)
背番号42を着用する「ジャッキー・ロビンソン・デー」で5年ぶりに投手専念した大谷翔平は6回を2安打10奪三振1失点で2勝目(写真・AP/アフロ)

「DHは喜んでやるがこれまで通り両方でプレーして欲しい」“投手専念”大谷翔平が「任せたい」と“DH譲渡”をほのめかすも“代役満塁弾”ラッシングは辞退?!…ロバーツ監督も“一刀流継続”を否定

 ドジャースの大谷翔平(31)が15日(日本時間16日)、本拠地でのメッツ戦で5年ぶりとなるリアル二刀流ではない投手専念で先発、6回、95球を投げて2安打10奪三振1失点の好投で2勝目をマークした。気になるのは今後の方針。2日前に右肩に受けた死球の影響を配慮した緊急措置でデーブ・ロバーツ監督(53)は、今後の投手専念を「状態が悪くない限りない」と否定。また代役DHで満塁本塁打を放ったダルトン・ラッシング(25)は「DHを少し回してくれるなら喜んでやるがこれまで通り両方でプレーして欲しい」と複雑な胸中を明かした。

 大谷自身は投手専念を「びっくりした」が「感謝」

 やはり投手に専念するとパワーと集中力が違うのか。
 2日前の右肩に受けた死球の影響を配慮してエンゼルス時代の2021年5月28日(同29日)のアスレチックス戦以来、5年ぶりの投手専念となった大谷は全員が背番号「42」を着用する「ジャッキー・ロビンソン・デー」で圧巻のピッチングでメッツをスイープに追い込んだ。
 2回にキム・ヘソンの2ランによる援護点をもらうと3回に二死二塁のピンチを背負うも、メッツ不動のリードオフマンであるフランシスコ・リンドーアを空振りの三振に仕留めた。
 ファウルで5球粘られる11球の名勝負。カウント2-2からのカーブがボールと判定され、ABSチャレンジ(自動判定システム)を求めたが判定は覆らず、さらに2球ファウルで粘られるも最後はゆったりとしたフォームの入りからの絶品のスライドステップで、外角へ99.6マイル(160・3キロ)のストレートを投じてバットに空を切らせた。リンドーアがニヤリと笑い、大谷も笑顔で返した。
 5回には、2つの四球からMJ・メレンデスにライトスタンドにワンバウンドで入るエンタイトルツーベースで1点を失うも、さらに一死二、三塁と続くピンチにギアをあげた。トミー・ファムには100マイル(約161キロ)超えのストレートを連発させて空振りの三振。前の打席で粘られたリンドーアは、この日、最速となる100.4マイル(161.6キロ)でレフトフライに打ち取り、6回はなんと三者連続三振である。
 大谷は、「1番・投手」でのスタメン出場ではなかったため、降板後は、DHで出場することはできず、ここでベンチに下がった。
 だが、8回には、代役の「7番・DH」で出場したラッシングが自身初の満塁弾を叩き込むなどしてリードを広げ大谷は2勝目をゲットした。
 映像メディア「Bleed Los: Dodgers & MLB News Podcast」によると、試合後に大谷は2022年の「大谷ルール」採用後初となる投手専念を打診された際に「びっくりした」と明かしながらも、「チームとしても、いい選択。デッドボールが当たって投球に専念して欲しいと言われていたのでそこにも感謝したい」と振り返った。
 そして投手専念のプラス効果をこう明かした。
「イニング間がやっぱり長く感じるので変な感じはしましたけど、しっかりと集中してやれたのでよかった。いつもより打者に対して対策する時間は多かったのでそういう意味では有意義な時間だった」
 同映像メディアによるとロバーツ監督も「ショウに打撃を気にせず投球に集中させたのは良い判断だったと思う。今夜は本当に素晴らしいピッチンだった。ひとつのことに集中している姿が見られたし、エネルギーをすべて投球に注げていたのがプラスに働いたと思う。ここ数試合は少し自分自身と戦っているような場面もあったが、今夜は本当に良かった。5回は少し不安定な部分もあったが、しっかりと立て直して6回も素晴らしい投球だった」と、投手専念効果を口にした。
 死球を受けた右肩に異常はなくアイシングなども必要なかったという。
 では、成功した先発時の投手専念は、今後も続くのか。それともあくまでも死球の影響に配慮した緊急措置だったのか。
 ロバーツ監督はこう明言した。

 

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