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阪神の黄金ルーキー、立石がプロ初打席で初球をヒットにした(写真・黒田史夫)
阪神の黄金ルーキー、立石がプロ初打席で初球をヒットにした(写真・黒田史夫)

初打席初球安打デビュー阪神の立石正広は噂通りの“怪物”なのか…藤川監督が「スイングがいい。いい一歩になった」と称賛の“遅れてきた”黄金ルーキーの可能性と課題とは?

 そしてこう続けた。
「ドラフト1位が森下、佐藤、大山、立石と4人続いた。立石は藤川監督が引き当てた選手。立石が立派に1本立ちすれば、藤川監督のカラーが鮮明になる。そういう意味で我慢して使うのではないか」
 ただ課題も目に付いたという。
「外角球に対して離れて立っていることもあり右肩が下がる。内角球をしっかりと見極めないと外角への変化球への対応が難しくなる。外国人に似た課題だ。それとコンディショニングの問題。ここまでの故障遍歴を考えると、今後、試合数が増えてくると、疲労による故障リスクが増すことになる。首脳陣のコントロールと共に、立石は1年間の長いキャンプに入るくらいの意識で丁寧なトレーニングを積み重ねて基礎体力を作ることを心掛ける必要がある」
 立石は、新人合同自主トレ中に右足の肉離れを起こして、キャンプは2軍スタートとなり、実戦デビューが遅れた。3月17日の2軍のオリックス戦でデビューするも25日のオリックス戦で今度は左手首を痛めて、戦線離脱した。さらに4月14日のソフトバンク戦で復帰するも、今度は同17日の広島戦で右ハムストリングスの筋損傷を起こして再び戦列を離れた。5月12日に日本海リーグ石川との練習試合で実戦復帰し、2軍では11試合で打率.286、2本塁打8打点の成績を残して、1軍に抜擢されたが、いつまた故障を起こすかわからない怖さがある。本来のポジションである三塁には佐藤がいるためレフトでの起用となっているが、慣れない外野のポジションを守ることの肉体への負担もある。
 近本不在のチーム事情を考えると、立石にとって、ここで結果を出して一気にレギュラーを奪えるチャンスでもあるが、その運命を黄金ルーキーはものにできるのか。

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