なぜ佐々木朗希はエ軍3番が「最高の投球をされた」と称賛の7回8奪三振無四球をやってのけたのか?「これは誤植ではない」異例報道…捕手ラッシングは4つの球種「すべてで攻めていた」
ドジャースの佐々木朗希(24)が17日(日本時間18日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し、メジャー自己最長となる7回を投げ、4安打8奪三振無四球1失点の内容で2勝目を挙げた。チームは10―1の快勝で5連勝。デーブ・ロバーツ監督(53)やダルトン・ラッシング捕手(25)だけでなくエンゼルスの監督、選手からも称賛の声が相次いだ。なぜ佐々木は8試合目の先発で覚醒したのか。
「とにかく無駄な四球がなかった。攻めていた」ロバーツ監督
「令和の怪物」と呼ばれた佐々木朗希がついにメジャーで先発として覚醒した。大谷翔平の古巣でもあるエンゼルスとのフリーウエイシリーズの3戦目で自己新を次々と更新した。7回を投げたのも初、8奪三振も最多、そして何より無四球だった。
MLB公式サイトは「これは誤植ではない。佐々木が無四球で7回を投げ切る」との異例の見出しを取って、佐々木の7回91球1失点の好投を報じた。
映像メディア「Bleed Los: Dodgers & MLB News Podcast」によると、デーブ・ロバーツ監督も、こう称賛した。
「彼は上向いてきていると思っていた。今日はストレートのコマンド、スプリットやフォークの制球、そして必要に応じてスライダーを織り交ぜることができていた。それにダルトンも素晴らしいリードをした。試合を通して完全に息が合っていて、効率よく投げていたし、本人が“改善しなければいけない”と言っていたことをしっかり実行できていた。とにかく無駄な四球がなかった。深くする必要のないカウントもなかったし、暴投や死球といった不用意なミスもなかった。とにかく攻めていたね。ロウキのスタイルは打者に向かっていくことだから」
1回一死からマイク・トラウトに右中間へ二塁打を浴びるも、3番のノーラン・シャヌエルを三振に斬ってとった。87マイル(約140キロ)のスプリット。これは4月中旬から取り組んだ第4の球種だった。
米サイト「ジ・アスレチック」によると、投手コーチのマーク・プライアー氏とコナー・マクギネス氏にフォークボールに調整を加えることを提案し、マクギネスコーチが「わずかなグリップの変更」を指示し、佐々木の「フォークはより一般的なスプリッターに近い球へと変化した」という。
この第4の球種は、「球速が速く、変化が鋭く制球しやすい」という特徴を持ち、4月25日のカブス戦で初めて使った。
MLB公式サイトによると、シャヌエルは「スプリッターがストレートと同じ軌道に見えると、見分けるのが本当に難しい。今日はとにかく最高の投球をされたよ」と脱帽した。
佐々木は続く4番のホルヘ・ソレ―ルはストレートで三塁ゴロに打ち取った。この日のストレートの最速は157.5キロ。160キロを超えるボールはなかったが、ストレートでの空振りは6回あり、それも今季最多だった。

