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角田裕毅のスペインGP出場が正式決定した。3戦連続の代役参戦だ(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
角田裕毅のスペインGP出場が正式決定した。3戦連続の代役参戦だ(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

「来季のF1グリッドに定着できる希望を高めた」角田裕毅のスペインGP参戦が決定…イタリアGP10位入賞をF1公式サイトが「6人の勝者」に加えるもアウディの提訴問題で厳しい評価のメディアも

 このランキングは英出身のフリージャーナリストで的確なF1分析やドライバー評価で知られるエド・ストロー氏が執筆している。ストロー氏は「厳しい週末の中で好走を見せ、良い結果を勝ち取った」と角田の10位入賞をポジティブに評価しながらも、相対的に厳しめの評価とした理由を次のように説明している。
「パワーユニットの特性に対する経験不足が足を引っ張り、予選で失敗を喫した一因となった。さらに再スタート時のグリッド位置を間違えた件については、ペナルティを免れたがチームにも一定の責任がある。しかし、アウディが控訴する意向を示している状況を考えると依然としてリスクは残っている」
 昨季限りで5年間守ってきたF1のレギュラーシートを失った角田は、今季からレッドブルと姉妹チームのリザーブ兼テストドライバーへ降格。角田に代わってレーシングブルズから昇格したハジャーがサマーブレイク中にボクシングのトレーニングを取り入れて左手首を骨折。オランダ、イタリア両GPを欠場した中で、ローソンがレッドブルへ、レーシングブルズのシートに角田が座る“玉突き人事”が決まった。
 ハジャーの怪我の詳細に関してレッドブル側からは一切発表がない。それでも左手首を骨折したとされるハジャーに対して、レッドブルのローラン・メキース代表は、イタリアGP中にこう語っていた。
「最優先させるのはアイザックが100%の状態で復帰すること。その意味ではスペインGPでリスクを冒す必要はないし、(復帰は)難しいと言わざるを得ない」
 そしてイタリアGP決勝から一夜明けてハジャーがスペインGPも欠場するとレッドブルから公式発表された。引き続きレッドブルからローソンが、レーシングブルズからは角田が参戦する。レッドブルは声明の中でこう綴っている。
「この決定はアイザックの回復が順調に進んでいる状況を受けて下された。彼はまだコックピットに戻る準備は整っていないが、マドリードでチームをサポートする。レッドブルに関わる全員が、アイザックが間もなく復帰する姿を心待ちにしている」
 3戦連続でスポット参戦することになった角田にとっては来季のF1復帰をアピールする機会が継続することになる。今季から初めてカレンダーに組み込まれるスペインGPでどんな走りを見せるのだろうか。

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