「来季のF1グリッドに定着できる希望を高めた」角田裕毅のスペインGP参戦が決定…イタリアGP10位入賞をF1公式サイトが「6人の勝者」に加えるもアウディの提訴問題で厳しい評価のメディアも
これに従わなければ「ストップ&ゴーペナルティ」が課され、さらにレース後に同ペナルティが課される場合には30秒が加算される。そうなると角田の最終的な順位は10位から15位に下がっていたが、チェッカーフラッグを受けてから約2時間後にお咎めなしとなり、角田の10位入賞がようやく確定した。
しかし、この裁定にアウディが異議を唱えた。
ガブリエル・ボルトレート(ブラジル)が11位、ニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)が12位でフィニッシュしていたアウディとしては、角田にペナルティが科されればボルトレートが10位へ繰り上がる。角田が不問に付された理由となる「レーシングブルズのマシンはグリッドボックス内にあり、他の誰にも影響を与えなかった」を疑問視したアウディは、控訴する意向を国際自動車連盟(FIA)へ通達した。
複数の海外メディアがアウディの主張を一斉に伝えている。
「イタリアGPのレース審査員は、角田を不問に付すとともに『これ以上の措置は取らない』とする裁定を下した。しかし、エクストラフォーメーションラップを引き起こしたドライバーはピットレーンに入り、そこからレースを再開しなければならないと定めた条文の適用について、私たちはFIAへ懸念を申し入れた」
なお控訴の権利は審議決定から96時間に消滅する。
こうした状況が、角田のイタリアGPを評価する上でマイナス材料となったのか。F1公式サイトとは対照的に英専門メディア『THE RACE』は、各GP後に発表する恒例のドライバーズランキングで角田を22人中13位と実際の順位より低く評価した。
角田はボルトレートだけでなく、決勝で13位だったウィリアムズのカスロス・サインツ(スペイン)、レッドブルから参戦して14位だったリアム・ローソン(ニュージーランド)、15位だったハースのオリバー・ベアマン(英国)よりも下にランクされたことになった。

