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西田凌佑がグッドマン戦で不可解な減点を取られた(写真・山口裕朗)
西田凌佑がグッドマン戦で不可解な減点を取られた(写真・山口裕朗)

「そんな減点おかしいやろ?」暫定世界戦でグッドマンに判定で敗れた西田凌佑陣営が不可解なレフェリングに激怒…映像でローブロー判定が肘に当たっていることを確認…IBFに提訴へ

 枝川会長は納得がいかない。
「戦いにくいですよ。減点、減点と文句ばかり言われて頭から突っ込んでくる。西田より向こうの(試合後の)顔(の腫れ)が酷くない?それが物語っているのとちゃうかな。確かにグッドマンは気持ちも入っていたし、フィジカルも弱くなかったから全部が全部おかしいわけじゃない。これもボクシングと言われたら仕方がないのかもしれんけど、ヘッドバット決定戦をやってんのとちゃうからね」
 そして怒りが沸点に達した。
「何回も試合中に言うたけど、あのレフェリーは全くこっちの言うことを聞かない。こっちのことばかり注意してくる。なんか日本でやってんのか、オーストラリアかどこかの外国でやってのかわかへんよね。こんな大きな試合でIBFのプレジデント(ピープル)まで来て、そんなレフェリーを置くのか、ちょっと疑問に思う。グッドマンに勝たせてモンスター(井上尚弥)に挑戦させる絵を書いてんのか?と思うよね」
 ドゥワルテ氏が来日したのは初めてではない。昨年11月にも中野幹士(帝拳)と ライース・アリーム(米国)のIBF世界フェザー級挑戦者決定戦のレフェリーを務め、中野が判定負けしている。
 枝川会長が抗議した問題についてJBCの安河内剛本部事務局長は、「通常は一度注意しても繰り返される場合に減点を取ります。ただその手順はルールではなく明らかな反則行為が確認された場合にいきなり減点を取る場合もあります。しかし、その場で抗議しても判定が覆ることはありません。異議を申し立てる場合は、文書でのIBFへ伝えることになります」との見解を示した。
 枝川会長はさっそくIBFへの正式な提訴に踏み切ることを明かした。
 通常こういうケースの提訴は再戦を求めることになる。
 ただ30歳の西田は自らの去就について「これから話し合っていくと思います」と語り、試合直後のショックもあってか、今の段階ではグッドマンとの再戦は「したくない」との考えを示していた。
 ただ今回のレフェリング問題をIBFは「なあなあ」で済ませば、団体の権威どころか、ボクシングの信頼失墜にもかかわる大問題だろう。

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