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坂本花織が撮影した「セルフィ―」。五輪の表彰式でもお馴染みの光景だが、この非売品の支給スマホがフリマサイトで売買されている(写真:Abaca/アフロ)
坂本花織が撮影した「セルフィ―」。五輪の表彰式でもお馴染みの光景だが、この非売品の支給スマホがフリマサイトで売買されている(写真:Abaca/アフロ)

それあかん!坂本花織も〆た「“メダル”セルフィー」でお馴染みの非売品の五輪支給スマホがフリマサイトで売買されて問題に…約38万円で即決も…背景にある切実な理由とは?

 ミラノ・コルティナ五輪の閉会式がフィギュアスケートのエキシビションが21日(日本時間22日)に行われ、最後に坂本花織(25、シスメックス)が“お決まり”の「勝利セルフィ―」を大会から選手や関係者に支給されているスマートフォンで撮影した。だが、この非売品のスマホがフリマサイトで売買されていることが問題となっている。一体誰がなぜ?

 「大金を稼いでいるという認識はまったく事実ではない」

 華やかなエキシビションの最後に全員集合のセルフィ―を撮影したのは坂本だった。ミラノ・コルティナ五輪の公式サイトは「坂本がグループセルフィーを撮った。これは彼女がここまですべての世界選手権やグランプリファイナルで守ってきた伝統であり、コールドプレイの“ビバ・ラ・ビダ”の歌詞がオリンピックのアリーナに響き渡る中だった」と伝えた。表彰式でもお馴染みの光景となっていたセルフィ―。
 実は、この選手や関係者だけに支給されているスマホを巡って大問題が起きている。五輪公式スポンサーのサムスンがパリ五輪に続けて提供している非売品の「Galaxy Z Flip7 Olympic Edition」のスマホが、競技終了直後からフリマサイトで売買されているのだ。
 米メディア「NBCコネティカット」は、「出場選手約3800人に支給されているが、このうち少なくともいくつかが受け取って数日でオークションサイトのeBayに出品された」と報じた。
 1000ドル(約15万5000円)超で落札される例を挙げ、「即決2500ドル(約38万7500円)」を掲げたものもあったという。
 英メディア「WIRED」も、マスコットぬいぐるみやピン、ボランティア向けの限定スウォッチなど、大会関連アイテムが「eBay」などで、高騰する流れの中で、選手配布の限定スマホが「即決1680ドル(約26万円)」で出品されているのを確認したと伝えた。
 なぜ五輪の出場記念であるスマホがフリマサイトで出回るのか。
 前出のNBCコネティカットは「五輪に出れば稼げるという世間のイメージとは裏腹に、競技を続けるには遠征費や用具代の負担が重く、現金が必要になる選手が少なくない」と指摘した。
 女子スノーボードのビッグエアとスロープスタイルに出場した米国代表のハナ・ノーマンは、TikTokで五輪の用具の一部を売却しようと考えていることを明かした。
 多くのコメントを受けた後、自身の考えを説明する投稿もした。
「オリンピックに出場すると、エリートアスリートとして大金を稼いでいるという認識があると思う。ほとんどの場合、それはまったく事実ではない」

 

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