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村上宗隆のメジャー初ヒットが特大アーチとなった(写真:UPI/アフロ)
村上宗隆のメジャー初ヒットが特大アーチとなった(写真:UPI/アフロ)

「村上宗隆は希望の光を見せた」2対14とWソックスが大敗も地元紙はルーキーの特大「ムーンショット」デビュー弾を絶賛…167キロ投手から選んだ2四球を「選球眼の高さ」と評価

 メジャーリーグのホワイトソックスに入団した村上宗隆(26)が26日(日本時間27日)今季開幕戦となる敵地でのブリュワーズ戦に「6番・一塁」でスタメン出場。四球、四球、一塁ゴロの内容で迎えた9回の第4打席で特大のホームランを放ち見事なメジャーデビューを飾った。なおチームは2対14で大敗したが、地元紙「シカゴサンタイムズ」は「将来に対する希望の光」と村上を絶賛。最速167キロを誇るジェイコブ・ミジオロウスキー(23)から選んだ2四球を「選球眼の高さを見せた」と評価する米メディアもあった。

 最速167キロの“奪三振マシン”から2つの四球を選ぶ

 村上がメジャーデビュー戦で強烈なインパクトを残した。1対14の大差で迎えた9回。ブリュワーズの5番手右腕、ジェーク・ウッドフォードがカウント1-1からど真ん中に投じたカットボールを見逃さない。
 捉えた打球は、見事な放物線を描き、ライトスタンドの2階席の境目にぶち当たった。飛距離384フィート(約117.04メートル)の特大アーチ。MLB公式サイトは映像と共に「ムーンショット」と表現した。
 日本人メジャーリーガーのデビュー戦でのホームランは松井稼頭央、城島健司、福留孝介、前田健太、筒香嘉智に続く6人目の快挙である。
 2回一死で迎えた第1打席では、フルカウントから、最速167キロを誇る”奪三振マシン” ミジオロウスキーが投じたインコースのストレートを見極めて四球を選んだ。4回にも一死一塁で今度もフルカウントからスライダーに手を出さず四球でチャンスを広げた。
 2四球と本塁打で存在感を示したルーキーを地元紙「シカゴ・サンタイムズ」は、こう称えた。
「大敗の中にも将来に対する希望の光が見えなかったわけではない。ホワイトソックス最大の補強である日本の強打者、村上宗隆は最初の2打席で見事な選球眼を見せミジオロウスキーに対してフルカウントから2つの四球を奪った。7回は一塁ゴロに倒れたが、彼は9回に右翼フェンス越えの384フィートのムーンショット本塁打を放ち、真の歓迎を受け、それがキャリア初のヒットとなった」
 米サイト「クラッチポイント」も村上を見出しに取ってこう伝えた。
「ホワイトソックスの開幕戦は決して良い内容とは言えなかったが、その混乱の中にも明るい材料があった。村上がメジャー初安打をホームランで飾った。彼にとって決して忘れられないものになるかもしれない」
 そして2年総額3400万ドル(約54億3000万円)で契約したことを紹介した上で「多くの人々が村上がホワイトソックスで充実したシーズンを送ることを期待している。彼は優れたホームランバッターとして知られている。ヤクルトスワローズでは大舞台の試合をいくつも経験しておりホワイトソックスでも多くの出場機会が見込まれている」と解説。
「ホワイトソックスにとっては良いシーズンのスタートとはならなかったが、まだ多くの試合が残っており、立て直す時間は十分にある。村上がホームランを放ったことはシーズンを通しての自信にもつながるはずだ」と、速報記事をまとめた。

 

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