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宇野昌磨と本田真凜がアイスダンスでの五輪挑戦を表明
宇野昌磨と本田真凜がアイスダンスでの五輪挑戦を表明

宇野昌磨と本田真凜のアイスダンスでの2030年仏五輪挑戦は成功するのか…「どれだけ難しいかがわかっているからこそ…」

 フィギュアスケートの平昌五輪銀、北京五輪銅メダリストの宇野昌磨(28)と、2016年世界ジュニア選手権優勝の本田真凜(24)が22日に都内で記者会見に臨み、アイスダンスチームを結成して競技へ電撃復帰すると発表した。2人はともに2024年に引退を発表していたが、同年10月に宇野がアイスダンスへの挑戦を提案。本田も受諾し、準備期間を経て今年3月にトヨタ自動車の所属で選手登録を完了した。来季からは「しょまりん」の愛称で国内競技会に出場。今後の目標として「2030年のオリンピックに出場することです」と声を揃えて宣言した。

 「リスペクトしてきたスケーターだからこそ本田真凜さんがパートナーとしてふさわしい」

 交際を公言している2人が、氷上でもカップルを結成する。
 2024年に引退を表明していた宇野と本田がアイスダンスチームを結成。ともにトヨタ自動車と所属契約を結び、今年3月には日本スケート連盟(JSF)への選手登録も完了。愛称「しょまりん」として来季から国内競技会へ電撃復帰する。
 都内で記者会見に臨んだ2人は今後の目標を問われると、宇野が「ここはとても大事な部分なので、2人の口から言わせて下さい。せーの」と隣にいる本田を見つめ、声を揃えて「2030年のオリンピックに出場することです」と宣言。4年後にフランス・アルプス地域で開催される次回冬季五輪への出場を目標に掲げた。
 2024年10月から水面下で準備が進められ、記者会見に先立つ形で、この日朝にそれぞれのインスタグラムでアイスダンスでの競技復帰を報告した。
 きっかけは自身からの提案だったと宇野が言う。
「僕から本田真凜さんに『オリンピックを目指して一緒にアイスダンスをやりませんか』声をかけさせていただきました。2人とも引退してすごく時間が経っていたわけではありませんが、いろいろなことを経験して、いろいろな考えがある中で、いろいろと相談して2人で決断しました」
 2024年1月に引退を表明していた本田は、4カ月後の同年5月に同じく引退を表明した宇野と、彼がプロデュースするアイスショーへ出演する準備を進めていた。ともにプロスケーターになったばかりだっただけに、最初に宇野の提案を聞いたときは「何のオリンピックなの、という疑問がありました」と苦笑し、さらにこう続けた。
「あらためて真剣な表情で『アイスダンスでオリンピックを目指そう』と提案をいただいて、私自身、強い覚悟を持てるまで少しだけ時間を置いたんですけど、自分の中で大きな覚悟が決まったので『一緒に目指したいです』と伝えました」
 なぜアイスダンスでの競技復帰を決め、パートナーに本田を指名したのか。冬季五輪の男子シングルで、2018年平昌大会で銀メダル、2022年北京大会では銅メダルを獲得した宇野は「シングルには何の心残りもありませんでした」とした上で、2024年9月に本田と出演したアイスショー「ワンピース・オン・アイス」で、シングルとはまったく異なる思いが脈打ってきたと明かす。
「すごく濃い経験をいろいろとさせていただきました。いったん辞めて新たなものに挑戦する中ですべてを担いで、背負って、自分の一部としてまた競技に向き合っていきたいという思いが強くなりました。シングルとはまったく別の場所である、アイスダンスというジャンプのない世界へ挑む上で、表現力などで僕がリスペクトしてきたスケーターだからこそ、本田真凜さんがパートナーとしてふさわしいと思えたんです」
 ひと足早く引退していた本田が、競技者ではない立場から大好きなスケートにアプローチする姿に、宇野はあらためて感銘を受けたという。同時に本田の将来を思い浮かべるたびに、ジェラシーに近い思いも頭をもたげてきたと笑う。

 

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