昨年の米球宴で大谷翔平は本塁打競争、本番での二刀流出場と続けて話題を独占した(写真・AP/アフロ)
昨年の米球宴で大谷翔平は本塁打競争、本番での二刀流出場と続けて話題を独占した(写真・AP/アフロ)

大谷翔平は2年連続で米球宴に選出されるのか?

【ア・リーグ オールスター候補(先発投手)】

大谷翔平(エンゼルス)  6勝4敗 防御率2.90

アレク・マノア(ブルージェイズ)  9勝2敗、防御率2.05

ジェイムソン・タイヨン(ヤンキース)  8勝1敗 防御率3.19

ジャスティン・バーランダー(アストロズ) 9勝3敗 防御率2.22

ローガン・ギルバート(マリナーズ)  8勝3敗 防御率2.44

シェーン・マクラナハン(レイズ)  7勝3敗 防御率1.81

フランバー・バルデス(アストロズ)  7勝3敗 防御率2.90

マーティン・ペレス(レンジャーズ)  5勝2敗 防御率1.96

ネスター・コルテス(ヤンキース)  6勝3敗 防御率2.31

ディラン・シーズ(ホワイトソックス) 5勝3敗 防御率2.68

ゲリット・コール(ヤンキース)  6勝2敗 防御率2.99

※いずれも25日試合終了時

 ここで選に漏れても、投打でそれぞれそれなりの数字を残しているので、コミッショナーオフィスによる総合的な判断で選出される可能性が非常に高くなった。今回の開催地のドジャースタジアムは、半ば地元開催でもあり、復調に頬を緩めているのは、誰よりも米大リーグ機構かもしれない。

 ところで22日の試合後に、大谷はホームランダービーへの出場意欲についても聞かれている。早い選手だと4月にはもう出場の打診があるが、「シーズン中、どこで投げるかとかによっても変わってくるので、一番はシーズンを無理なく過ごすのが一番ですし、その予定によって多少変わってくるかなと思う」と大谷。判断は前半最後の登板日との兼ね合いになるようだが、「もちろん、光栄なことなので前向きに考えたい」と出場に含みをもたせた。

(文責・丹羽政善/米国在住スポーツライター)

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