ブライトン三笘薫はチャンスを作るもインパクトを残せずフラムに0-1で敗れる(写真・アフロ)
ブライトン三笘薫はチャンスを作るもインパクトを残せずフラムに0-1で敗れる(写真・アフロ)

地元メディアがノーゴール敗戦の三笘薫を酷評…「失望させられた」

 勝ち点35で並び、得失点差の関係でブライトンが6位、フラムが7位という順位で迎えた大事な試合。三笘は開始早々に、中へ切れ込むと見せかけて縦への突破を試みた。決意を実践するプレーはしかし、テテの堅い守備の前にゴールキックに変わった。
 文字通り出鼻をくじかれたマッチアップで巧みに対応された上に、クリスタル・パレスとの前節に続いて、状況によってはテテに加えて別の選手も前方に立ちふさがる。この状況で我を通してもボールを失うリスクが高まり、引いてはチームにマイナス要素をもたらす。ならば、と味方へのパスを選択しても、なかなかゴールには結びつかない。
 焦燥感を募らせていた後半43分に、まさかの失点を喫してしまった。自陣からフラムが発動させた乾坤一擲のカウンター。ボール支配率で65%と上回り、シュート数でも21本と、フラムの5本を圧倒していただけに、ブライトンが受けたショックは大きかった。
 前出の『Sussex Live』は三笘と縦の関係でコンビを組む左サイドバック、エクアドル代表のペルビス・エストゥピニャン(25)には次のように言及している。
「今シーズンが始まって間もないころは、ロベルト・デ・ゼルビ監督からダイヤモンドの原石と呼ばれていた左サイドバックは、いまでは明るく輝いている」
 エストゥピニャンへの採点は「7点」で、同じくエクアドル代表のMFモイセス・カイセド(21)、キャプテンの元イングランド代表DFルイス・ダンク(31)と並んでチーム内で最高だった。三笘に与えられた地元メディアの厳しい評価は、イコール、ブライトンの試合結果を左右する、いわゆるキープレーヤーと見なされている証といっていい。
 アーセナルに2-4で敗れた昨年の大晦日を最後に、ブライトンは5勝2分けと公式戦で無敗をキープしていた。8試合ぶりに、今年に入ってからは初めて喫した黒星とともにリーグ戦では7位に順位を下げ、さらにリバプール、ブレントフォードにも勝ち点で並ばれた。
 敵地で25日に予定されていた次節は、対戦相手のニューカッスル・ユナイテッドがリーグカップ決勝へ進出した関係で中止および延期された。シーズン中に図らずも生じた空白期間は、公式戦で5試合続けて先発フル出場を続けるなど、ロベルト・デ・ゼルビ監督から全幅の信頼を寄せられる三笘にとって、自身を取り巻く試練を見つめ直し、乗り越えるための絶好の時間となる。

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