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  • 「彼が次に何をするかが待ちきれない。スタンド、我々ベンチの全員が夢中だ」大谷翔平の7回途中10奪三振7勝目と27号&28号に米メディア、両軍指揮官、敵味方選手から称賛の声
米敏腕記者ジョン・モロシ氏が大谷翔平の電撃トレードの可能性が残っていると投稿(写真・アフロ)
米敏腕記者ジョン・モロシ氏が大谷翔平の電撃トレードの可能性が残っていると投稿(写真・アフロ)

「彼が次に何をするかが待ちきれない。スタンド、我々ベンチの全員が夢中だ」大谷翔平の7回途中10奪三振7勝目と27号&28号に米メディア、両軍指揮官、敵味方選手から称賛の声

 

 またバッテリーを組んだ捕手のチャド・ウォーラクは、「彼のプレーを見れば見るほど、すべての試合が何かしらすごいことになっていくように感じる。あのような投球と、あのような2本の本塁打を披露して、毎回、我々を驚かせている」と語ったという。
 また同サイドは、ホワイトソックスのペドロ・グリフォル監督のコメントも紹介。
「彼はとてつもない才能を持っている。彼はおそらく野球界で最高の選手。だから彼から打つことも彼に対して投げることも難しかったんだ」
 大谷の活躍に手も足も出ずに2連敗を喫して脱帽。
 また前出のバーガー三塁手の声もこう伝えた。
「(チームで大谷の活躍が)話題になっていた。彼は100球(102球)を投げて降板してからも、もう1本、本塁打を打った。実際に、自分の目で、それを見ると、彼のやっていることは、とてつもなく凄いことだと実感した」
 地元紙のオレンジカウンティレジスター紙は「大谷が2本塁打を放ち、投げてホワイトソックスに勝利」との見出しを取り、「彼がこの夜、2度目にベースを一周する際に、エンゼルスのファンたちはシンプルに『M-V-P!M-V-P!M-V-P!』と連呼して彼を表現した」と報じた。
 この試合は、「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」として開催され、3万3637人の観客が集まったことを付け加えた。
 同紙は大谷の投球について分析。
「大谷は、打者としては好調の一方、投手としては、5月には通常のレベルにない驚きのスランプがあった。だが、ここ3試合で、19回1/3を投げ4失点、防御率1.86、31奪三振、5四球で流れを取り戻した。その理由のひとつが、投球の組み立て方だ」
 大谷は102球中、ストレートが34球でスイーパーの24球よりも多く、開幕から最初の13試合では、投球全体の27.0%だったストレートが、直近の3試合では、43.3%に増えており、逆にスイーパーを40.1%から21.1%へと減らしていて、その配球の変化が好調の原因だという。

 

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