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ドジャースの山本由伸は因縁のメッツ戦に先発したが6回を投げて4失点で勝ち負けがつかなかった(写真・AP/アフロ)
ドジャースの山本由伸は因縁のメッツ戦に先発したが6回を投げて4失点で勝ち負けがつかなかった(写真・AP/アフロ)

「ストライク率が43%→79%」米メディアは初勝利逃すもドジャース山本由伸の5回無失点投球をどう評価分析したのか?

 同サイトによると、カージナルスは山本から95マイル(約153キロ)以上の打球速度の打球を5本放ったが、山本をトラブルに追い込むことができなかった。
 さらに「日本で投手3冠となった山本の鍵はエリート級の制球力を見せることだった。メジャーで一度も投げたことがない山本をスカウトが激賞し、大市場のすべてのチームが彼の獲得に動き、それが最終的に3億2500万ドル(約492億円)の投手となる手助けになったものだった」と紹介。
 ロバーツ監督の「(コントロールが良かったことが)大きい。直球を制球よく投げる投手がいるとすれば、それはヨシノブだ。しかし打者を前や後ろへバランスを外し続けることもとても大事なこと。カーブは最も球速が遅い球種だが、打者のバランスを少し外し、タイミングを崩して、そこに空振りを取れるスプリットがとてもうまくいっている。両方の球種が重要だ」という山本評を付け加えている。
 スポーツ専門局のESPNは「韓国での悪夢の開幕から9日後に訪れた2度目の先発でカージナルスを5回まで無失点とほぼ圧倒的なイニングを見せつけた。4回後に雨による35分の中断がなければさらに長い回を投げていただろう。ドジャースの救援投手のケリーが7回に5点を許し、大谷が1点を追う10回二死満塁でフライに倒れて、5-6の敗戦となったが、山本の先発からもたらされた励みは、それらのすべてを払拭するものだった」と伝えた。
 同サイトは、山本の投球内容を細かく吟味した。
「最初の打者3人を含めて5三振を奪い、空振り9つのうち8つをスプリッターとカーブで引き出した。カーブは、しばしばカウントを戻す球種として使われ、反対にスプリッターは、打者を打ち取る球で機能しているが、マギネス・アシスタント投手コーチは、70マイル(約112キロ)で投じられる最も遅いカーブでストライクゾーンの中で空振りを奪えたことに勇気づけられた。山本の90マイル(約145キロ)より上のフォーシームは捉えるのが難しいもう一つのエリートクラスの球種となり、韓国で43%だったストライク率は79%となった。左打者に投げ込んでいく球種のカッターは、他の3球種が、とてもよく機能していたために省かれたと、マギネス・アシスタント投手コーチは語った」
 開幕以来、1番打者として大活躍しているベッツは、「彼は最初の登板の影響なく、素晴らしい立ち直りを見せた。初先発の時は、何が起きたかわからない。プレッシャーやその他色々なものがかかる中ですべてにうまく対処しているのを見ることができてよかった」とコメントしている。
 山本の次回登板が6日(日本時間7日)のホワイトソックス戦に決まった。

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