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韓国がパリ五輪予選の決勝Tの初戦でインドネシアに敗れパリ五輪出場を逃す(写真:REX/アフロ)
韓国がパリ五輪予選の決勝Tの初戦でインドネシアに敗れパリ五輪出場を逃す(写真:REX/アフロ)

「暗黒時代の到来だ!」韓国版「ドーハの悲劇」で五輪出場を逃したサッカー協会にSNSで1万5000件以上の批判が殺到

 さらに同メディアは、日韓共催大会、ドイツ大会と2度のW杯に出場し、五輪にも2度出場した元韓国代表MFのレジェンド、イ・チョンス氏(42)のコメントを引用する形で、KFAのチョン・モンギュ会長の引責辞任を求める記事も配信している。
「イ・チョンス氏は自身の公式YouTubeチャンネルで『韓国の五輪代表チームは今大会への準備を間違え、インドネシアに結果と内容の両方で負けた。ファン・ソンホンを五輪チームの指揮に集中させるべき時期に、A代表の暫定監督にすえた責任は誰にあるのか。無条件でパリ五輪へ行けると思っていたのか。KFAの幹部、特に韓国サッカー界を衰退させたチョン・モンギュ会長には無条件での辞任を求める』と公然と糾弾した」
 ベスト4で敗退した今冬のアジアカップの責任を問う形で、KFAはドイツ出身のユルゲン・クリンスマン監督(59)を解任。後任監督と契約するまでの間、U-23韓国代表を率いていたファン・ソンホン監督に暫定的な指揮を任せる措置を取った。
 迎えた3月の北中米W杯アジア2次予選で、韓国はタイ代表との連戦を1勝1分けで乗り切ってグループCの首位をキープ。特に敵地バンコクでの第4戦で3-0と快勝したことで、現役時代はA代表の点取り屋として活躍し、セレッソに所属した1999シーズンにはJ1得点王も獲得したファン・ソンホン監督の評価が一気に高まっていた。
 しかし、今大会でパリ五輪切符を獲得した後に、肩書きから「暫定」の二文字が外れる可能性を、別の韓国紙『ソウル新聞』は「すべての計画は頓挫した」と伝えた。
「今回の予期せぬ敗退により、A代表の新監督の有力候補だったファン・ソンホンも退場を余儀なくされる。われわれはファン・ソンホンが暫定監督に任命された2月に、チョン・モンギュ会長への電話取材で『彼が失敗した場合にはどうするのか』と質問した。返ってきた答えは『会長として言えるのは、責任を取る、ということだけだ』だった」
 KFAは26日に公式HPを更新し、10大会連続の五輪出場を逃し、パリの舞台で戦えなくなった事態に対する謝罪文を掲載している。要約すれば次のようになる。
「私たちKFAは代表チームの育成と強化に連帯責任を負っていると重々承知しているなかで、惜しくも目標に届かなかった事態に対してあらためてお詫び申し上げます。今後は選手や指導者の育成、代表チームのマネジメント体制を丁寧に見直し、今回の失敗を二度と繰り返さないように改善策を模索していきたいと思っています」
 しかし、文面だけの謝罪に対してファンが納得していないからこそ、KFAの公式インスタグラムは炎上した。さらにKFAは同時に、ファン・ソンホン監督が27日に仁川国際空港に帰国するとわざわざ発表した。退席処分を受けた関係で、インドネシア戦後に公の場で言葉を残していない指揮官に批判の矛先が向かう状況が整いつつある。

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