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遠藤欠場が濃厚のスペイン戦で鎌田をボランチで起用するオプションは?
遠藤欠場が濃厚のスペイン戦で鎌田をボランチで起用するオプションは?

明日W杯運命のスペイン戦…遠藤欠場濃厚の緊急事態に鎌田ボランチ起用の秘策はあるのか…直球質問を受けた本人の答えは?

 FIFAワールドカップ・カタール大会のグループEで、1勝1敗で2位につける日本代表が明日12月1日22時(日本時間同2日4時)、ハリーファ国際スタジアムでスペイン代表との最終戦に臨む。29日にはドーハ市内の練習拠点で冒頭15分以降を非公開として戦術を確認したが、右膝を痛めたボランチ遠藤航(29、シュツットガルト)が前日に続いて別メニュー調整。大一番の欠場が濃厚になったピンチに、代表ではトップ下の鎌田大地(26、アイントラハト・フランクフルト)のボランチ起用案も考えられ、本人は「どちらも問題ない」とスクランブル先発へ意欲を見せた。

 「ポジションについてはボランチだろうがトップ下だろうがどちらも問題ない」

 

 苦笑いを浮かべた鎌田が、一瞬だけ答えに窮した。
 冒頭15分以降が非公開とされた、2日後に迫ったスペイン戦へ向けた戦術確認練習を終えた後の取材エリア。メディアから「遠藤選手が出られるかどうかがわからないなかで、ボランチとして起用される可能性はあるのでしょうか」と問われた直後だった。
「……それは俺に聞かれてもね。監督に聞いてほしい」
 単刀直入な質問を、鎌田はさらりとかわした。その上でフランクフルトではボランチとしてプレーしている状況を踏まえ、仮定の話も織り交ぜながら言葉をさらに紡いだ。
「僕はボランチでも全然プレーできるので、もちろん出ろと言われたらやるつもりです。ポジションについてはボランチだろうがトップ下だろうが、どちらも問題ないという感じですかね」
 ドイツ、コスタリカ戦と連続フル出場中の遠藤のスペイン戦欠場が濃厚になった。
 27日のコスタリカ戦後に右膝の痛みを訴え、ドーハ市内の病院で検査を受けた。幸いにも特段の所見がなく、代表チームのメディカルスタッフが対応に当たったなかで28日の練習を欠席。宿泊先のホテルで静養し、疲労が蓄積した体をリフレッシさせた。
 しかし、スペイン戦へ向けた戦術を確認した29日の練習でも、ピッチ上に遠藤の姿はなかった。メディアに公開された時間帯では、左太もも裏を痛めてコスタリカ戦を欠場したDF酒井宏樹(32、浦和レッズ)とともに室内のジムで調整する姿が確認された。
 1対1でのボール奪取、いわゆるデュエルにめっぽう強い遠藤は、中盤の“将軍”として代役のきかない存在感を放ってきた。欠場がそのまま森保ジャパンの非常事態発生を意味するが、決勝トーナメント進出がかかるスペインとの大一番も2日後に迫っている。
 森保ジャパンではトップ下として攻撃を差配してきた鎌田だが、11月に入ってからはボランチでもプレーしている。UAE(アラブ首長国連邦)のドバイで17日に行われた、カナダ代表との国際親善試合で後半21分からボランチとして途中出場。ドイツから大金星をあげた23日のカタールW杯グループステージ初戦では、同26分にトップ下からポジションを一列下げた。
 ボランチとしてスクランブル先発する準備は、すでに整っているといっていい。しかし、トップ下でもボランチでも、強敵スペイン攻略へ向けて描くビジョンは変わらない。それは森保一監督(54)がコンセプトとして掲げている「いい守備から、いい攻撃へ」となる。
「先に失点せずに試合を進め、全体をできるだけコンパクトにした上でいい守備からいい攻撃を繰り返していけば、どのような相手に対しても必ずチャンスを作れると思う」

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