「DHは喜んでやるがこれまで通り両方でプレーして欲しい」“投手専念”大谷翔平が「任せたい」と“DH譲渡”をほのめかすも“代役満塁弾”ラッシングは辞退?!…ロバーツ監督も“一刀流継続”を否定
「もしダルトン(ラッシング)がヒットを打って打点も稼いでくれるなら話は別だが(笑)ショウは打つのが好きだからね。あくまで(投手専念は)選択肢のひとつとして考えるだけで、状態が悪くない限り意図的に休ませることない」
今後はリアル二刀流で起用する考えを明かした。
だが、大谷自身は「ピッチングだけにしてラッシングが入りましたけど(敵地の)コロラドでの(ロッキーズとの)4連戦の前なのでそういう意味でも全体的に疲労を溜めないようなプランというのはチームとしても大事。そこを理解して集中できれば、1年間、みんな健康で頑張れるんじゃないか」と、投手専念のケースを前向きに捉えた。
さらに「皆さんも見たと思いますが(ラッシングは)素晴らしいDHなので彼に任せてもいい」と、2回の第1打席に二塁打放ち、キム・ヘソンの先制2ランにつなげ、第4打席に満塁弾を放ち、見事に代役DHの役目を果たしたラッシングを投手専念の場合の代役DHに指名した。
そのラッシングは複雑な胸中を明かした。同映像メディアによると満塁弾の場面では、大谷から「ホームランを打ってくれ」と、熱望されてその思いに応えたという。
「大谷が今後も投手専念? 正直それは考えたくないですね。彼が世界最高の選手である理由は、両方できるからです。理想的には、そんなことを考える必要がない状態でいて欲しい。もしDHの打席を少し自分に回してくれるなら喜んでやりますけど(笑)。でも本当に彼にはこれまで通りマウンドでも打席でもプレーし続けて欲しいです。見ていて楽しいですから」
リスペクトの思いを込めて大谷がリアル二刀流を続行することを希望した。
ラッシングはマイナー時代に「オフ日」の位置づけでDHを経験していたが、メジャーでのDHを初体験して、改めて大谷の凄さを実感したという。
「DHに慣れることは多分ないと思います(笑)。ショウが毎日それをやっているのを見ると本当に特別だと思います。彼のメンタリティやDHとしての向き合い方を見ると、正直守備について毎回プレーするより難しい部分もあると思います。打席ごと球ごとにメンタルの消耗と戦わないといけないですし、2、3イニング座っている間に前の打席のことをずっと考える時間もありますからね」
そして捕手目線からメッツを圧倒した大谷の投球をこう称賛した。
「ショウはショウですよ。それ以上言うことはないですね。今日は完全に投球に集中している姿が見られて良かったです。もともとメジャーでもトップクラスの投手でしたが、投球だけに専念すれば間違いなくトップ中のトップ。彼が打者として何ができるかも、投手として何ができるかも、みんな分かっていますが、時には、それを分けて考えることが選手にとって良い場合もあります」
そして5回にギアをあげた場面について「本当に競争心が強い。捕手としても選手としてもそういう姿を見るのは誇らしいですし、実際にそれを体現しているのが分かります。“これをやったな?じゃあ次はこれだ”みたいな感じでね。そういうことができるのは世界でもトップクラスの選手だけです」と分析した。
ドジャースの次戦は17日(日本時間18日)の敵地でのロッキーズ戦。高地にありボールが飛び「打者天国」と呼ばれる球場でロバーツ監督は、大谷のDHでの出場を明言している。

