まだやる?ドジャースに2つの大型トレードプラン浮上…タイガースのサイ・ヤング賞左腕のスクーバルとレッドソックスの球宴MVP外野手デュランがターゲット?
ナ・リーグ西地区首位のドジャースが7月末の期限までに新たなトレードを画策していることが明らかになった。USAトゥデイ紙のボブ・ナイチンゲール記者がタイガースのサイ・ヤング賞左腕のタリク・スクーバル(29)の争奪戦に参戦していることを明かしたもの。また米サイト「クラッチポイント」はレッドソックスの米球宴MVP外野手であるジャレン・デュラン(29)のトレード案を報じた。
パドレス、ヤンキース、ブルージェイズと争奪戦
どこまでも貪欲だ。ナ・リーグの西地区で2位のパドレスに4.5ゲーム差をつけているドジャースが水面下で大型トレードを画策していることが明らかになった。
USAトゥデイ紙の敏腕記者で知られるナイチンゲール記者が「パドレスは今夏、リーグ最高の投手であるスクーバル獲得をめぐってドジャースと争う可能性が非常に高い」と伝えた。
さらに「ヤンキースとブルージェイズも有力な競争相手として挙げられる」と付け加えた。
2024年、2025年と2年連続でサイ・ヤング賞を獲得しているメジャーナンバーワン左腕のスクーバルは、今オフにFAとなるため、財政的に引き留めが難しくしかも現在ア・リーグ中地区最下位のタイガースが7月のトレード期限までに放出するのではないかと見込まれているトレードの目玉だ。
スクーバルは、今季も7試合に登板し、3勝2敗、防御率2.70の成績を残していたが、 5月上旬に肘の遊離体除去手術を受けて負傷者リスト入りしている。ただし回復期間の短い内視鏡手術だったため、7月には実戦復帰できると見られていて復帰後に2、3試合を順調に消化できれば、トレード市場での評価は下がらないと見られている。
ドジャースは、エースの山本由伸に加え、大谷翔平が防御率0点台と安定し、ここにきて佐々木朗希が覚醒するなど先発陣の駒は揃っているが、タイラー・グラスノーが離脱、ブレイク・スネルが再離脱するなど、ワールドシリーズ3連覇を狙うには、先発の層は厚くしておきたいチーム事情がある。スクーバルのトレード獲得後にも、大型延長契約を結ぶ資金力があり、タイガースが交換で望む即戦力に近い若手の先発投手や内、外野手も多い。そのため移籍先として最有力視されていた。
米スポーツサイト「ヘビー」によると、ザイア・ホープ外野手とエミル・モラレス内野手が交換要員としてオファーされたという。
だが、他球団も指をくわえてスクーバルの動向を見守っているわけではない。ナイチンゲール記者が報じたようにパドレスも参戦してきた。これまでは球団の売却問題の影響もあり慎重だったが、新オーナーが球団株式を取得したことで状況が変化した。ただパドレスは、この数年、積極的にトレードを仕掛けてきた影響で交換要員に欠く状況、ドジャース、ヤンキース、ブルージェイズに比べて、そこはマイナスポイントだ。

