「(記念球を)回収しておいた方がいいのでは?」大谷翔平が53打席ぶり7号の後にベンチで異例要求?!…不振脱出気配もロバーツ監督は「2試合連続打者休養」変えず「勢い止まる心配全くない」
ここ10試合で、36打数でヒットは4本。打球の半分はゴロで、打率は.233まで低下していた。シーズン40試合以上経過時点としては、2020年以来の自己ワースト記録でOPSも.767まで落ち込んでいた。
同局によると、ドジャースの打撃コーチであるアーロン・ベイツは、大谷の試合前の打撃ルーティン自体は在籍3年間ずっと変わっていないとした上で、大谷が肩と脚の連動を正しく整えることに取り組んでいたことを明かしている。
「ボールに対して正しく体を解き放つ(スイングする)。ここしばらく彼が取り組んでいるのはそこだ。体の中の適切な張りと、動き出すための正しいポジションを見つけること。それによって自分のスイングを発動できるようにすることだ」
スランプ脱出の兆しを見せた大谷だが、今日13日(同14日)は投手に専念、明日14日(同15日)も休養日となり、2試合続けて打者としてはスタメン出場はしない。試合前に、その方針を明かしたロバーツ監督は、7号ソロが飛び出した後にも、その考えに変更がないことを明言している。
「明日(日本時間14日)は投球に集中して、木曜日(同15日)に回復日を取る。その流れで今日の勢いをアナハイムやサンディエゴでも継続できればいい」
メディアからは「調子の戻ってきた大谷を2試合スタメンを外すことで勢いが止まる心配はないか?」と質問が飛んだが、「全くない」と断言した。
「なぜそう言い切れるのか?」と問われ、こう返した。
「彼は投手でもあるし、1試合の結果で判断すべきではない。負担の話はこれまで何度もしてきたし、登板日は特に大変だ。ヒットを打ったから翌日も出すべき、という考え方はフェアではないし、そういう起用はしたくない」
試合前にロバーツ監督は、大谷に2日連続で打者としての休養を取らせる理由をこう説明していた。
「打撃の負担を軽減してあげることだ。体の回復にもつながるし、二刀流としての負荷を数日、軽減できる。長期的な視点で見てもいいし、打撃面でのリセットになる可能性もある。打席内容の質が継続的に落ちてきたときには休養が必要だ。メカニクスやメンタル、ゲームプランの維持が難しくなり、ボール球に手を出す割合も増えてくる。また昨年は9月まで6イニングを投げないように調整していたのに今年は4月頭からそれをやっている。これは大きな負担だ。今の時代の二刀流としては新しい形で、まだ調整段階にある。だから彼の負担を軽視することはできないし、それに配慮しようとしている」
さらに「彼は常にもっとやりたがるし、チームへの責任感も強い。だから投打両方で出たがる。だからこそ、こちらが先にコントロールする必要がある」とした上で、こう続けた。
「疲労がメカニクスに影響していると思う。多くの選手は夏の終盤にそうなるが、彼の場合は投球の負担もあるため、少し早く出ている。1日、場合によっては2日休ませることで体と頭のリセットになる。それによるメリットの方が大きい。深刻な身体的問題はない」
大谷が打者として復帰するのは15日(同16日)の古巣エンゼルスとの敵地での3連戦からとなる。

