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大谷翔平が12試合53打席ぶりに7号ソロを放つ(写真:AP/アフロ)
大谷翔平が12試合53打席ぶりに7号ソロを放つ(写真:AP/アフロ)

「(記念球を)回収しておいた方がいいのでは?」大谷翔平が53打席ぶり7号の後にベンチで異例要求?!…不振脱出気配もロバーツ監督は「2試合連続打者休養」変えず「勢い止まる心配全くない」

 ドジャースの大谷翔平(31)が12日(日本時間13日)、本拠地でのジャイアンツ戦で3回にエイドリアン・ハウザー(33)のシンカーを捉えて12試合53打席ぶりの本塁打となる7号ソロを逆方向へ放った。2-1とする勝ち越しアーチ。ベンチも歓喜に沸き、なんと大谷はおどけてそのホームラン球を要求するジェスチャーを示した。デーブ・ロバーツ監督(53)は「非常にいい内容」と評価したものの、先発する今日13日(同14日)のジャイアンツ戦、翌14日(同15日)の同カードでは打者として起用せず休養を取らせる方針を明かした。

 山本由伸に語りかけた

 大谷が目覚めた。
 第1打席にチェンジアップとシンカーが投球の約70%を占めるメジャー10年目のベテラン、ハウザーのチェンジアップを捉え、3試合ぶりとなるヒットを一、二塁間を破って放つと、1-1で迎えた3回だった。カウント2-1から外角へ投じられたシンカーを捉え、逆方向のレフトスタンドへ叩き込んだのだ。大谷は一塁ベースを回る際に両手を広げて笑顔を見せた。そして異変が起きたのはベンチに帰ってからだ。
 「カリフォルニアポスト」によると、なんとナインの祝福を受けながら、先発の山本由伸に「ボールを回収しておいた方がいいんじゃないか」と冗談を言い、右手をあげて、そのホームラン球を要求するおどけたジェスチャーまでしてみせたのだ。
 それほど大谷にとっても待ちに待った一発だったのだ。
 大谷は5回には5球で四球を選び、7回には左腕のサム・ヘンジスに対しボール球を2球追いかけて三振したが、9回には、時速98.1マイル(約157.9キロ)の強いセカンドゴロを好守に阻まれた。打撃内容は悪くなかった。
 山本が5回にジャイアンツの下位打線である8番のハリソン・ベイダーと9番のエリック・ハースに連続本塁打を浴び、2-3と逆転を許し、7回には2番手のブレイク・トライネンが3失点し、試合は2-6で敗れて4連敗となった。
 だが、大谷がメジャー事故ワーストとなる不発スランプを脱出したことは明るいニュースで映像メディア「Bleed Los: Dodgers & MLB News Podcast」によると、ロバーツ監督は、「シンカーを逆方向に運んでホームランにしたのは素晴らしかったし、何度も完璧に捉えていた。今日は非常に良い内容だった」と絶賛した。
 そしてチームにもたらす効果をこう明かした。
「彼だけの責任ではないが、最高の選手が本来のプレーをすれば、ベンチにエネルギーが生まれるし、他の選手も楽になる。そして彼は長打を打つ選手だから、調子が良ければそのまま得点になる」
 スポーツ専門局の「ESPN」は「ドジャースの大谷、敗戦の中でも本塁打で復調の兆し」と、この7号ソロを評価した。そして前日の試合前に行った屋外でのフリー打撃がスランプ脱出のきっかけを作ったと指摘した。これは1週間で2度目の屋外でのフリー打撃だった。
「ドジャースの捕手コーディネーターであるロッキー・ゲイルが打撃投手を務めた。ゲイルは左打者に対して逃げていく軌道のツーシームを投げる。大谷はその球を見ることで以前の肩を閉じたまま逆方向へ打ち返す感覚を取り戻し、自分に足りていなかった何かを取り戻せるのではないかと考えた。それはわずか24時間余りで現実となった」
 大谷はシンカーを逆方向へ運んだ。

 

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