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佐々木朗希が7回8奪三振無四球1失点の好投で今季2勝目(写真・AP/アフロ)
佐々木朗希が7回8奪三振無四球1失点の好投で今季2勝目(写真・AP/アフロ)

なぜ佐々木朗希はエ軍3番が「最高の投球をされた」と称賛の7回8奪三振無四球をやってのけたのか?「これは誤植ではない」異例報道…捕手ラッシングは4つの球種「すべてで攻めていた」

 そしてもうひとつ冴えたボールが先発転向と共に取り組んでいたスライダーだ。ピッチングニンジャの別名で知られるアナリストのロブ・フリードマン氏は、3回にローガン・オホッピーから3つの空振りを奪ったスライダーに注目してXに動画にあげた。彼は、そのまるでフォークのように鋭く落ちるスライダーをハンバーガーチェーンにあやかって「ホワイトキャッスル・スペシャル」と名づけた。そのスライダーの割合も今季で最も多く、ウィニングショットとして機能した。
 4回二死二塁からヨアン・モンカダに一二塁間を破られるタイムリーを許したが、6回、7回は続けて三者凡退。7点の大量援護にも守られ、佐々木のペースは最後まで崩れなかった。
 前出の映像メディアによると、佐々木はメジャー移籍後、先発として最高の投球ができた理由を「キャッチャーの要求通りに投げ切れましたし、ラッシングもいいリードをしてくれたので、そこかなと思います」 と自己分析した。
「調子自体は前回、前々回の方が感覚的には良かったんですけど、しっかり要求通りにストライクゾーンに投げ切れましたし、守備にも助けられながら、点も取ってもらったのでリズム良く投げられた。この投げ方だったら、ある程度ここに行くというフォームで投げられてますし、それを1試合通して続けられたのが良かったかなと思います」
 米映像メディア「The Sporting Tribune」によると、ストレート、フォーク、スプリット、スライダーの4種類の球種をうまく配球したラッシングも、佐々木のメジャー最高投球をこう振り返った。
「必要なときはゾーンで勝負して必要なときは外していた。本当に一緒にやっていて楽しかった。とにかくストライクゾーンを攻めていた。カウント0-0、0-1、1-0でも関係なく、打者にプレッシャーをかけ続けていた。しかもすべての球種で攻めていた。どれかでカウントを有利にして、そこから打者を追い込める。打者の快適なゾーンの外へ出せるし、彼の球なら空振りも取れる。完全な形ではまだ見せられていなかったけど、今日は大きな一歩。試行錯誤の成果だね」
 さらにこうも続けた。
「変化球が決まると打者は速球を思い切って狙いにくくなる。3球種すべてが決まると、打席はかなり難しくなる。どの投手でも同じだけど、3球種すべてが決まれば試合は組み立てやすくなる。打者への対応もしやすくなるし、安全にいく場面と勝負する場面の判断もしやすい。とにかく今日は本当に素晴らしくて、ストライクを先行できていたのが一番大きい」
 MLB公式サイトによると、佐々木は4球種すべてで三振を奪い、自己最多となる18の空振りを記録したという。

 

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