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大谷翔平が古巣エンゼルスのメンバーにアイコンタクトで挨拶(写真・AP/アフロ)
大谷翔平が古巣エンゼルスのメンバーにアイコンタクトで挨拶(写真・AP/アフロ)

“カナダのイチロー”が大谷翔平の不振理由をズバッと分析!「わずかなズレ。高め、外角球を引き付けて打てていない」「投手の最高成績の責任感が影響か」…通算200本二塁打が改善の兆候

 ドジャースの大谷翔平(31)が15日(日本時間16日)、古巣のエンゼルスタジアムでのエンゼルス戦に「1番・DH」で出場、通算200本目ととなる二塁打をマークした。2試合連続で打者として“休養”した後の復帰戦。通算2135安打を誇り“カナダのイチロー”を自称した元レッズのジョーイ・ボット氏(42)がMLBネットワークの番組で不振理由を分析したが、その指摘された課題を改善している兆候が見え始めた。

 「逆方向へ打てるのが彼の強み」

 古巣のエンゼルスを相手に大谷が存在感を示した。
 5回だ。2mを超える長身のジャック・コハノビツが内角低めに投じたシンカーを逆方向へ打ち上げた。大谷は手応えがあったのか、それともファウルと思ったのか、しばらく走らずにその場で打球の行方を追った。打球はワンバウンドでレフトポール際のフェンスに当たり、大谷は二塁を落とし入れた。これが通算200本目となるメモリアル二塁打。日本人メジャーリーガーとしてはイチローの362本、松井秀喜の249本に続く3人目。松井は8年目、イチローと大谷は9年目で達成した。
 デーブ・ロバーツ監督が「疲労がメカニクスに負担を与えている」と判断して投手専念となった13日(同14日)のジャイアンツ戦と翌日のジャイアンツ戦の2試合で打者として出場せずに休養を取った。
 この日は、休養明けの復帰戦。
 第1打席はボールのシンカーに手を出して三振、第2打席はフルカウントまで粘って四球。第3打席は二塁打で、第4打席は高めのフォーシームを振って三振、第5打席は一塁ゴロに終わり、打率は.240のままで上昇せず、7本塁打、17打線、OPS.799の数字だが、スランプ脱出のある兆候が見られた。
 実は、元レッズの“レジェンド”ボット氏が、MLBネットワークの番組「MLB Now」に出演して大谷の不振理由を分析していた。
「何かが起きている。私の意見だが、彼の打席を見ていると何かが見える。そして彼が打席でやっていることについてコメントしている誰よりも、彼自身がはるかに先を行っているのは間違いない。ただ私に言わせれば、それはシンプルで、問題があるのは外角高め、真ん中高め、そして外角の球への対応だ。本来、そういう球は、ゾーンのより深い位置まで引きつけて打たねばならない球なんだ」
 カナダ出身のボット氏は、レッズのフランチャイズプレーヤーとして知られ2010年にはナ・リーグのMVPを獲得、米球宴に6度選出され、通算2135安打、356本塁打、打率.294、出塁率.409を誇り、そのヒットを量産する巧なバットコントロ―ルに、卓越した選球眼、高い出塁率から「カナダのイチロー」と自称していた。
 そのボット氏はさらにこう詳しく分析した。
「過去数年、そして特に昨年9月には、彼がベストの状態のとき、さきほど指摘したコースを引き付けて逆方向に打てていた。それが彼の強みであることを示していた。2026年の不振はほんの小さな調整かもしれないし、タイミングが早いのかもしれないし、サンプル数が少ないだけかもしれない。あるいは、メジャーリーグ全体で最高、もしくはトップクラスの投手であるという新たな責任が影響しているのかもしれない。ほんのわずかなズレなんだ」

 

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