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大橋ジムからプロ転向を決めたアマ7冠の中山聖也と大橋秀行会長
大橋ジムからプロ転向を決めたアマ7冠の中山聖也と大橋秀行会長

自分で「入れて下さい」と異例の電話…アマ7冠“超逸材”19歳の中山聖也が駒大中退しプロ転向…1m71の魅力ある左構えKOパンチャーで大橋会長は「世界王者まで3年かからない」

 アマ8つ目のタイトルに王手をかけたのが、昨年の全日本のバンタム級だったが、大会2週間前に膝を痛めていて、準決勝で左拳を痛めたため、駒大の同門対決を辞退した。
 1m71と長身のサウスポー。フライ級では異色だろう。しかもハードパンチャーだ。
「身長がでかくてカウンターも速い。軽量級ではパンチにも自信がある。左ストレートで倒すが、ジャブも得意、全部が得意です。倒し方も一発で倒すのが自分の魅力。カウンターでも自分から打っていくパンチでもそこで見せていきたい。全試合KOでいきたい」
 そう自らを語り、豪語した。
 中谷潤人のスタイルに似ていると言われ、「意識はしていないが参考にしている」。WBO世界スーパーライト級王者のシャクール・スティーブンソン(米国)の多彩なジャブも参考にしているという。
「3年以内に」世界王者を狙う戦いはフライ級からスタートするが身長が1m71もある19歳。複数階級制覇も視野に入るため、中山は指を折って階級を数え「井上尚弥さんにように僕も5回級制覇を目指して頑張りたい」と壮大な夢を語った。
 5月2日の東京ドームでの井上vs中谷の「THE DAY」はスタッフの一員としてリング下から見た。「2人共にスピードが物凄くて…」・試合前の控室にも入れてもらった。井上がアップでドラムミットを打つ姿を見て「スピードとキレが物凄くて」衝撃を受けたという。
 自分もいつか東京ドームで?
「もちろんそうです」
 同年代の藤木がデビューし、片岡雷斗がプロ2戦目に挑む6月10日の後楽園でのフェニックスバトルで公開プロテストを行う。
 ここのところ、片岡のザ・サンダー、藤木のザ・キングと、有望なルーキーにニックネームをつけてきた大橋会長だが、時間的に間に合わずまだ中山にニックネームはつけられていない。
 大橋会長に「プロテストが終わってから公募してみれば?」と提案すると「それいいね」と乗ってきた。
 ただ本人は「これから試合でどんどん見せて勝手についてもいい」とそれほど気にしていない。
 2023年の全日本ライト級優勝の「普通な」長男は、帝拳からプロデビューする予定で、個性的な髪型が売りで、2024年、2025年の全日本ライト級準優勝の「研究熱心な」次男は、ロス五輪を目指し「3兄弟で一番負けず嫌いな」三男は「全KOで5階級制覇を狙う」という。
 “ポスト井上”を巡るバトルが面白くなってきた。

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