「完全に台無しだ!一体全体どうしたんだ?」F1モナコGP…フェルスタッペンがエンジントラブルでまさかの1周リタイヤに激怒!
英国のモータースポーツ専門メディア『CRASH.net』は「フェルスタッペンは衝突を恐れていた」と題した記事の中で、とっさの判断で後続車とのクラッシュを回避したとするフェルスタッペンのコメントを伝えている。
「マシンのパワーがまったくなかったから、車輪の摩擦だけで左にハンドルを切っていった。後続のみんなが右に避けてくれるのをただただ期待していたんだ。幸いにもみんながとてもよく反応してくれたよ」
英国のF1専門メディア『F1 OVERSTEER』は、公式予選後の記者会見でかわされたフェルスタッペンとアントネッリの会話を、皮肉を込めて再現している。
「フェルスタッペンはアントネッリに『スタートのライトが消えたら、ちょっとだけその場に止まっていてくれ。それが私から君へのアドバイスだ』と伝えた。その間に追い抜いてトップに立つ、というジョークだったのだろう。皮肉にも止まってしまったのはフェルスタッペンのマシンであり、SNS上には『フェルスタッペンが率先して模範を示した』といったフェルスタッペンを揶揄する投稿が目立った」
今季から自社製のパワーユニット(PU)を搭載しているレッドブルだが、フェルスタッペンは第2戦の中国GPでも45周目でリタイアするなど苦戦を強いられている。今回、最終的に3位に入賞して表彰台に立ったアイザック・ハジャー(フランス)も、レース中に無線で次のように異常を伝えている。
「何かが爆発しそうだ。エンジンは今のところ万全ではない」
ひと呼吸置いて、ハジャーは次のような返答を受けただけだった。
「今の状態を受け入れて、走り続けるしかない」
こうした状況を受けて、前出の『F1 OVERSTEER』はレッドブル内で起こりつつある問題を次のように伝えている。
「モナコGPで深刻なトラブルを報告し、自力で克服したハジャーは、エンジントラブルで豪州GP決勝とカナダGPのスプリントもリタイアしている。レッドブル初の自社製パワーユニットのパフォーマンスに関して、現時点で最も重大な懸念材料はドライバーとチームの間の信頼関係と言っていい」
簡単には改善されそうもない問題をマシンの内部、そしてチーム内の人間関係に抱えたまま、レッドブルは12日開幕の次戦カタルーニャGPに臨む。

