批判殺到のW杯決勝ハーフタイムは30分でなく17分…マドンナ、BTS、ビーバーら出演者変わらず“ショー”は11分…元FIFA会長は「スーパーボウルのコピー。どこへ向かうんだ?」と批判
もしハーフタイムが、30分も取られるのであれば、選手の体が冷え切ってしまうことや、前半から後半の試合の流れが大きく変わることで批判が殺到していたが、2分の超過であれば、それほど試合への影響はないと考えられる。
だが、NFLのスーパーボウルのハーフタイムショーを真似た今回のFIFAの取り組みを元FIFA会長のブラッター氏がSNSで厳しく批判した。
「水分補給の休憩は始まりに過ぎなかった。日曜日のワールドカップ決勝では、サッカー史上最大の中断が行われる。スーパーボウルのコピーとなったワールドカップ決勝だ。どこへ向かうんだ、FIFA?」
今大会は前後半の22分過ぎに3分ずつ設けられた給水を目的としたハイドレーションブレイクが問題になっていた。空調の効いた屋内スタジアムが何か所かあり、そこでは給水の必要がないことや、試合の流れが変わること、またその間にCMが流されることが、商業主義として批判を浴びていた。そしてハーフタイムショーのエンターテイメント化。ブラッター氏が指摘するように、豪華なスター競演は、まさにNFLのスーパーボウルのハーフタイムショーのコピーだ。
今大会から出場国が32か国から48か国に拡大され、さらに4年後の大会は64か国に拡大する計画があり、物議を醸しているが、ブラッター氏の「どこへ向かうんだ、FIFA?」の問いかけは、商業主義に傾くそれらの方向性を問題視しているものだ。
また決勝戦の前に開催される閉会式にはラッパーのポスト・マローン、人気シンガーソングライターのニコール・シャージンガー、俳優のトム・クルーズらが出演し、国歌斉唱は、アカデミー賞助演女優賞を受賞している俳優で歌手のジェニファー・ハドソンが務める。スタジアムは8万人以上の観客で埋まり、スーパースターのメッシが登場するアルゼンチン対スペインの好カードが実現したこともあり、全世界で約15億人から16億人の視聴者数が見込まれるという。

