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メッシの2アシストで逆転勝ちしたイングランド戦の裏に巧妙な駆け引きがあった(写真・ロイター/アフロ)
メッシの2アシストで逆転勝ちしたイングランド戦の裏に巧妙な駆け引きがあった(写真・ロイター/アフロ)

「あらゆる汚い駆け引きで苛立たせた!」メッシとベリンガムが口論…アルゼンチンがイングランドに仕掛けた反則スレスレの「汚い手」は31個もあった!…英紙が検証

 サッカーのW杯準決勝が15日(日本時間16日)、米アトランタで行われ、アルゼンチンがリオネル・メッシ(39)の2アシストの活躍などでイングランドに2-1で逆転勝利し連覇へ王手をかけた。小競り合いが何度もあり、メッシとジュード・ベリンガム(23)が試合中に口論になるシーンもあったが、英「テレグラフ」は「アルゼンチンが仕掛けた“汚い手”は31個あった」との検証記事を掲載した。アルゼンチンは19日(日本時間20日)にスペインとの決勝に臨む。

 「じゃあ僕が受けたファウルはどうなんだ?」

 アルゼンチンがイングランドに劇的逆転勝利をつかんだ準決勝は国を背負ったプライドと魂がぶつかり合う激しい試合だった。0-0で拮抗していた前半にはメッシはベリンガムと口論になった。
 開始直後にベリンガムがレアンドロ・パレデスに顔付近をひじで押され、その数分後に今度はメッシがエリオット・アンダーソンとの競り合いで倒れた。ベリンガムもメッシも「ファウルだ」と主審に抗議したが、認められず、今度はエンソ・フェルナンデスのプレーを巡って一触即発の小競り合いに発展した。
 その中でベリンガムとメッシが激しく罵りあっていた。
 試合後にベリンガムが明かしたところによると、ベリンガムが「その前にファウルがあっただろう」と主張すると、メッシが「じゃあ、僕が受けたファウルはどうなんだ?」と反論。
 ベリンガムが「君はそれに耐えられるくらい十分強いだろ」と返したという。結局、この試合ではアルゼンチンに3枚、イングランドに1枚のイエローが出された。
 このゲームでアルゼンチンが使った「汚い手」を検証したのが英「テレグラフ・スポーツ」だ。
「イングランドが敗れたアルゼンチンとの準決勝は南米王者がトーマス・トゥヘル率いるイングランドを執拗にいら立たせようとした行為によって彩られた。遅れたタックル、ボールのない場面での接触、さらにはハリー・ケインを退場させようとする試みまで、アルゼンチンは『ダークアーツ(ずる賢い駆け引き)の達人』という評判どおり、あらゆる汚い駆け引きを繰り出した」
 同メディアがピックアップした「汚い手」は、開始早々の19秒にアレクシス・マックアリスターがアンダーソンに強く当たったところから、試合終了後にディーン・ヘンダーソンが、ラウタロ・マルティネスを突き飛ばし、モーガン・ロジャーズが複数の選手ともみ合いになりベリンガムがバレンティン・バルコの後頭部を平手で叩き、その後、アルゼンチンが「マルビナス〈フォークランド〉諸島はアルゼンチンのもの」というFIFAで禁止されている政治的メッセージの横断幕をピッチで掲げたことも含めて合計31個あった。

 

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