「池山よ。笑顔はどうした?」ヤクルト“伝説日本一監督”が守護神キハダの3試合連続救援失敗でBクラス転落危機の古巣に喝!…「セオリーを無視するからこうなる。落ち着くところに…」
ヤクルトが4日、バンテリンドームでの中日戦に3-4でサヨナラ負けを喫して5連敗。借金は今季最多の7に膨らみ、4位の横浜DeNAに1ゲーム差に迫られた。守護神のホセ・キハダ(30)が1点のリードを守れず3試合連続で救援失敗。ヤクルトに創設初優勝と日本一をもたらした伝説の監督である広岡達朗氏(94)は「落ち着くところに落ち着いた。セオリーを無視するからこうなる」としながらも「池山よ。笑顔はどうした?」とハッパをかけた。
池山監督はキハダの2軍落ちを示唆
悪夢が繰り返された。
池山監督は3-2で迎えた9回に3試合連続失点、2試合連続で救援に失敗して負け投手となっていた守護神のキハダをマウンドに送った。
だが、またもやキハダはベンチの期待を裏切った。
いきなり先頭のボスラーにライトに新設されたホームランウイングに同点アーチを運ばれた。15試合連続無失点を続けていた開幕から5月までは最速156キロをマークしていたストレートは149キロ止まり。明らかにキハダの調子は落ちていた。
さらに一死から石伊に中前打を許し、代走の樋口にボール1から2球目に盗塁を許した。投球タイムは1.65秒だった。故・野村克也氏が、阪神時代にチームに配ったマニュアル「ノムラの教え」によると「1.30秒以上であれば盗塁を仕掛けよ」とある。野村氏の教えを知る池山監督も、もちろん頭に入っている目安の数字だろうが、1.65秒は、論外のタイム。つまり「二塁どうぞ!」という隙を中日が見逃すはずがなかった。
阿部はボール2となって申告敬遠。続く福永はショートゴロに打ち取るも併殺が取れなかった。池山監督はリクエストを求めたが判定は覆えらず、二死二、三塁から「つないでやろうじゃなく決めてやろうという気持ちで打席に入った」という、この日3安打の村松にスライダーをライト前へ運ばれた。キハダの腕の振りは緩んでいた。村松はリリース前にスライダーと読むことが可能だったのだろう。
これでキハダは4試合連続失点、3試合連続の球宴失敗。
スポーツ各紙の報道によると、池山監督は「少し余裕がなくなってきているように思う。(クイックができない)モーションも何も変わっていない」と語り、2軍落ちを示唆したという。
1978年にヤクルトに創設初優勝と日本一をもたらした伝説の監督である広岡氏は、ベンチの見極め力の不足を指摘した。
「この4試合、キハダはまったくスピードが出ていないじゃないか。元々コントロールがある方じゃなく150キロの中盤を平均で出すストレートの球威で抑え込むのがキハダのスタイル。疲れか、どこか体に問題があるのか、150キロも出なくなっている。しかもクイックができない欠点もまったく解消されていない。そういうピッチャーを3試合も4試合も続けて抑えのマウンドに送ることが間違いだ。“今日こそなんとか”なんて甘い願いは通用しない。5連敗のうち3つの負けはベンチの采配ミスだ」
そして、こうも続けた。

