「48時間以内にサイン!」冨安健洋のクリスタル・パレス移籍が決定的…プレマッチにも出場しメディカルチェックもパス「彼の能力の高さは疑いようがない」
この試合で冨安は背番号「29」を背負い、期待されている3バックの左CBでプレー。35本のパスのうち33本を味方へ通し、約94%に達した成功率に加えて利き足と逆の左足によるシュートも放ってサージュ監督を満足させた。前出の『WE ARE PALACE』も「彼の能力の高さは疑いようがない」とこう続けている。
「失敗したパスは、ただ単に彼が野心的なパスを通そうとしたからだ。さらにドリブルとインターセプトを一度ずつアピールしたものの、残念ながら相手の質もあって彼の守備が試される場面はほとんど訪れなかった。守備におけるインテンシティーには依然として疑問符がつけられているものの、大きな声でチームメイトと積極的にコミュニケーションを取る姿を含めて、しっかりと存在感を放っていた」
ロマーノ氏が投稿で記したように、すでにロンドンでメディカルチェックをパスしていたとなれば、唯一の懸念材料だったフィットネスに対する不安もほぼ払拭されたと見ていいだろう。
ベルギーのシントトロイデンに2018-19シーズンにともに所属した鎌田と、最高峰のプレミアリーグで共闘するチャンスを手繰り寄せた。
自身にとって2度目のW杯となった北中米大会で、冨安は約2年ぶりに日本代表としてプレー。スウェーデン代表とのグループステージ最終戦を除く3試合に出場した。しかし、森保ジャパンはブラジル代表とのノックアウトステージ初戦で無念の逆転負け。この試合で先発フル出場した冨安は直後に自身のインスタグラムを更新し、敗退後の写真とともに「個人的にも完全に力不足です」と再出発を誓っていた。
「ひたすらに自分自身に矢印を向け続けること。改めて感じた明らかな差を埋められるように少しずつでも前進していきます。(中略)これからが皆さんが僕に与えてくれた、僕のキャリアのセカンドチャンスだと思っています」
スペイン、ポルトガル、モロッコの3か国共催(アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイで記念試合)の2030年のW杯を目指すからこそ、セカンドチャンスの舞台は最もレベルの高いプレミアリーグだと心に決めていたのだろう。まもなく正式サインを交わす予定の冨安が臨む新たな戦いは、エバートンのホーム、ヒル・ディッキンソン・スタジアムに乗り込む22日の開幕戦から幕を開ける。

