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ベルギーに完敗の米国ポチェッティーノ監督がバッシングに対して反論した(写真:新華社/アフロ)
ベルギーに完敗の米国ポチェッティーノ監督がバッシングに対して反論した(写真:新華社/アフロ)

「私が侮辱され脅迫まで受けたことに一体どんな意味があるのか?」トランプ大統領の政治介入騒動の逆風の中ベルギーに完敗の米国監督が猛反論…「あれこれ語った人には失望した」

 サッカーW杯北中米大会の決勝トーナメント2回戦が6日(日本時間7日)、米国シアトルで行われ、ベルギーが4-1で米国を下した。ドナルド・トランプ大統領(80)の事実上の政治介入で前戦でレッドカードを受けて出場停止のはずだったフォラリン・バログン(25)が処分の猶予を受けて先発出場。非難が殺到する中での敗戦となったが、試合後、米国のマウリシオ・ポチェッティーノ監督(54)は「私が侮辱され脅迫まで受けたことに一体どんな意味があるのか?」と猛反論した。

 「正式に許可されていたのであれば何の問題もない」

 シアトルのスタジアムを埋めた大観衆の応援を味方につけることができなかった。米ESPNによると、トランプ大統領がFIFAのインファンティーノ会長に1本の電話を入れたことで前戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で足首を踏んでレッドカードを受けていたにもかかわらず、出場停止処分が猶予となり、まさかの出場可能となったフォラリン・バログンがピッチに姿を見せると大歓声が起きたという。
 だが、一方でベルギーがFIFAに異議申し立てを行ったがFIFAに却下されてSNSやサッカー界からは非難の声が殺到していた。UEFA(欧州サッカー連盟)が「一線を越えた」と声明を出し、レッドカードを出した母国の主審をトランプ大統領に「怪しい」と批判されたブラジルサッカー連盟も強く抵抗。
 世界のレジェンド達から「恥を知れ」と批判が殺到し、ノルウェーのストーレ・ソルバッケン監督まで「FIFAは大きな誤りを犯し、非常に悪い決定を下した。スポーツ界にとって良くない」と非難した。
 試合はモチベーションの高まったベルギーのワンサイドゲームとなった。米国は開始直後から猛攻を仕掛けられ、前半9分にシャルル・デ・ケテラーレに先制を許す。同31分にマリク・ティルマンがFKを直接決めて同点に追いつくも、その2分後に再びデ・ケテラーレに勝ち越しゴールを奪われた。さらに後半12分にデ・ケテラーレの執拗なプレッシャーを受けた米国GKが、ペナルティエリアの外で、ビルドアップしようとしてボールをロストするという痛恨のミス。見逃さなかったハンス・ファナケンに無人のゴールへ3点目を蹴り込まれ、アディショナルタイムにも追加点を許して1-4と完敗した。チーム得点王だったバログンは先発出場するも不発。
 米「ニューヨークポスト」によると出場停止処分が猶予となった問題について聞かれ、「レッドカードを受けた時点で、その決定は受け入れていました。そして、その後に出場できるという決定が下された時も、その決定を受け入れました」と語り「この件について、私からこれ以上言えることはほとんどありません。そうしたことはさておき、今日のベルギーは私たちより優れたチームだったと思います」とベルギーを称えた。
 ポルトガルメディア「レコード」など複数のメディアによると、ポチェッティーノ監督も完敗を認めてベルギーを称えた。
「私たちはチームとして本来のクオリティーを発揮できなかった。ベルギーは素晴らしい試合をし、本当に優れたチームだった。お祝いを申し上げたい。私たちは自分たちの本来のレベルには程遠く、最後まで試合に入り込むことができなかった。1-1に追いついた場面でさえ、その直後のプレーで失点した。あのような失点はしてはいけなかった。大会を通してクオリティーを示してきたチームとは別人のようで本当にひどい一日だった。しかし、やり直しはきかない。敗退は本当に悔しい」

 

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