なぜ?鈴木彩艶のPSG移籍が破談した理由とは…パリ入りのプライベートジェットまで用意されていたが代理人の約9億円の高額手数料要求にPSG幹部が激怒…移籍先にアストン・ヴィラが再浮上
「レキップ」によるとPSGの契約寸前での撤退は今夏の移籍市場では2度目。RBライプツィヒのコートジボワール代表の19歳のウインガー、ヤン・ディオマンデの獲得に動いたが、要求された移籍金と年俸が高額だったため撤退、ディオマンデはレアルマドリードに移籍した。
PSGは正GKにロシア代表のマトヴェイ・サフォノフ、また控えには昨季前半にレギュラーを担った元フランス代表で若手の有力株のリュカ・シュヴァリエがいるため、今何が何でも鈴木を取らねばならない状況にはなかった。「アジアマーケット拡大」の狙いもありユベントスへのレンタル移籍を検討していた。
だが、ルイス・エンリケ監督が、まず鈴木の実力を確かめたいなどの意向を示して話がとんとん拍子に進まなかったため、ユベントス側がしびれを切らして、レンタル移籍話も白紙に戻っていた。それらの状況もPSGの経営陣が即行で交渉を打ち切った背景にあったのだろう。
ただ前出の「レキップ」など複数メディアがこれまでも名前があがっていたアストン・ヴィラが鈴木の新たな移籍先として再浮上したことを報じた。
英「トークスポーツ」は「W杯のスター鈴木彩艶のPSG移籍が破談となる中プレミアリーグ移籍に向けた交渉が大詰め」との見出しを取り「アストン・ヴィラは鈴木の獲得に向け、パルマと交渉を進展させている。アストン・ヴィラが獲得に動いているのは、ユベントスがエミリアーノ・マルティネス獲得の動きを再燃させたことを受けてのものだ」と伝えた。
アストン・ヴィラの正GKは、W杯で準優勝を果たしたアルゼンチン代表のマルティネスだ。2024年に5年契約を結んでいてアストン・ヴィラとの契約は2029年まで残っているが、昨夏にはマンチェスター・ユナイテッドへの移籍話が浮上。今回のW杯前にはマルティネスがユベントスへの移籍を希望しているとも報じられた。その後マルティネスの代理人がアストン・ヴィラ残留の意向を示し、アストン・ヴィラのディレクターであるダミアン・ビダガニ氏も、「彼は我々とともに残留する。そして我々は今夏に彼を手放すつもりはない」と語っていた。
だが、GKが大きな補強ポイントであるユベントスへの移籍の可能性が消えたわけではなく、ビジネス的に天秤にかける狙いもあり鈴木に触手を伸ばしているというわけだ。果たして今オフに鈴木のステップアップ移籍は実現するのか。欧州移籍市場は8月31日から9月1日にクローズする。

