「八村塁は脅威であり続けた」NBAスターが復帰した日本代表に歴史的完敗の韓国メディアも敬服…「圧倒的なパフォーマンス」
河村も12得点に加えて6アシストをマークして存在感を示した。それでも、昨季まで所属していたレイカーズ、そしてNBA全体で屈指の3Pシューターとして評価される八村の得点力は韓国に脅威を与え続けた。23分40秒プレーした国際強化試合でも6本中で3本の3Pシュートを決めて、成功率は50%に達している。
別の韓国メディアの『スポーツワールド』は「八村が戻ってきた日本に圧倒され続け、最後まで高い壁を越えられなかった」と惨敗の要因を伝えた。
「八村は第1クオーターの開始早々から韓国の脅威であり続けた。日本が瞬く間に奪った11点のリードのうち、八村は実に9得点をあげている。1点差から一気に引き離された第2クオーターの流れを変えたのも、八村が決めた3本目の3Pシュートだった。試合を通して32本の3Pシュートを放ち、11本を成功させた日本の成功率は34.4%。対照的に韓国の3Pシュートは24本のうち成功7本、成功率は29.2%にとどまっている」
国際強化試合が行われた15日は日本の「終戦の日」であるとともに、韓国では日本による植民地支配からの解放を記念する「光復節」と位置づけられる。「三一節」や「ハングルの日」などと並ぶ「5大国慶日」に喫した惨敗を、韓国の三大紙のひとつ『朝鮮日報』は「光復節が大惨事に見舞われた」と報じた。
「バスケットボールの男子代表が、宿敵の日本に大敗を喫した。エース格のイ・ヒョンジュンがNBAのサマーキャンプ参加を選択するなど、主力を多く欠いた韓国は厳しい試合を余儀なくされると予想されていた。対照的にNBA選手を含めた主力が全員参加した日本には、歓迎すべきニュースにあふれていた。特にパリ五輪後に当時のヘッドコーチ、トム・ホーバスと対立して活動を一時停止していた八村は、約2年ぶりに日本代表のユニフォームを身にまとってコート上で躍動した」
同じく三大紙のひとつ『中央日報』も屈辱的な大敗をこう伝えた。
「八村ら最強ラインナップを呼び寄せた日本は、スター選手たちが期待通りの圧倒的なパフォーマンスを見せた。大量リードを奪った第3クオーターの途中からはスターターのほとんどをベンチへ下げた。韓国がある程度得点差を縮められたのはそのためだ。日本のベンチは八村を中心にリラックスした笑顔で満たされていて、アリーナのスタンドには一方的な展開に退屈そうな表情を浮かべている日本人ファンもいた」
今日16日に再び有明アリーナで行われる韓国との国際強化試合を経て、来年8月から9月にかけてカタールで開催されるW杯出場をかけた最終予選がいよいよスタートする。敵地ジッダで行われる27日(日本時間28日)のサウジアラビア代表戦、そして31日のトヨタアリーナ東京でのカタール代表戦へ、八村が決意を新たにした。
「大切な2戦になる。コーチ陣も含めて、日本が一丸となって戦っていきたい」
W杯でアジア最上位となった先には、2028年のロサンゼルス五輪が待つ。八村の復帰とともにパワーアップした日本が、世界へ向けて加速し始めた。

