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元NBAプレーヤーの渡邊雄太も日韓戦に敗れて反省を口にした(写真・FIBA)(写真・FIBA)
元NBAプレーヤーの渡邊雄太も日韓戦に敗れて反省を口にした(写真・FIBA)(写真・FIBA)

バスケ日韓戦が騒然?!2点を追う日本のラストプレー残り「2.6秒」でタイマーが故障するアクシデント…審判が取った措置とは?

 バスケットボールの男子W杯アジア1次予選グループBの最終第6戦が6日に敵地・高陽体育館で行われ、日本代表(世界ランキング22位)が79-81と韓国代表(同56位)に逆転負けを喫した。すでに最終予選進出を決めている日本は第3クオーター途中までに11点をリードしながら負ければ敗退が決まる韓国に逆転を許し、日本が最後の攻撃を仕掛けるも場内のタイマーが故障し、残り2.6秒から動かなくなるまさかのアクシデントが発生する、前代未聞の幕切れとなった。

 ストップウォッチで映像を計測

 まさかの幕切れとなった。
 韓国の選手たちが勝利をアピールし、対照的に日本の選手たちは戸惑った表情を浮かべている。終わったと思われた一戦だが、試合終了を告げるブザーが鳴り響かない。場内の時計が残り2.6秒で止まったままになっていたからだ。
 予期せぬ展開は日本が79-80と1点差に追い上げた残り5.6秒から幕を開けた。決まれば土壇場で同点に追いつくジョシュ・ホーキンソン(東京)のフリースローがリングに嫌われ、リバウンドを韓国が取る。すかさず馬場雄大(長崎)がファウルで止める。この時点で時計は残り2.6秒を表示していた。
 韓国に与えられたフリースロー。1本目を外したイ・ウソクが2本目をしっかりと決めてリードを2点差に広げた。試合は残り2.6秒のままエンドラインから日本のスローインで再開され、西田優大(三河)がロングパスを投げ入れる。
 ターゲットとなったホーキンソンは、すぐにフリーとなっていた佐々木隆成(三遠)へパス。しかし、逆転を狙った佐々木の3ポイントシュートがリングに弾かれ、敵地・高陽体育館が大歓声に包まれた直後に雰囲気が一変した。
 時計が残り2.6秒で止まったままの状況を、韓国メディアの『STAR NEWS』は「予想外の光景が展開された」と次のように伝えている。
「短い時間だったが、日本には同点か逆転を狙う最後の攻撃のチャンスが残されていた。幸いにも佐々木が投じた3ポイントシュートは失敗に終わったが、この間に場内の時計が正常に機能しておらず、時間が止まったままになっていた。終了を告げるブザーが鳴らない状況で、審判団はホイッスルを吹いて試合を止めざるを得なかった」
 一体どうなるのかと場内が騒然となる中で、審判団がコート脇に設置されたモニター前に集まった。右手にはストップウォッチが握られている。リプレイ映像を見ながら時間の経過を確認するためだった。同メディアはさらにこう続けた。
「審判団は映像を介して、日本が残り2.6秒をすべて使い切ったと確認した。決定を待つ間に場内の全員が息を呑み、一瞬静まり返った。韓国の勝利が宣告された瞬間、韓国の選手たちとファンは初めて安堵の歓声を上げ、大きな混乱は避けられた。最後の最後に天国と地獄とを行き来した激しい戦い。韓国は長年のライバルである日本を振り切り、W杯アジア1次予選敗退の危機をかろうじて乗り越えた」
 来年8月から9月にかけて、中東カタールで開催されるW杯出場をかけたアジア1次予選で、日本と韓国、中国、台湾はグループBに所属。ホーム&アウェイで総当たりのリーグ戦を行い、上位3チームが最終予選に進出する。

 

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