「ルーキーの体力が1年間持たないのはわかっていた」巨人大物OBが3回2被弾8失点と大炎上の巨人ドラ1竹丸和幸の起用法に苦言…「エースの顔をしていない」発言の真意も
巨人が15日、バンテリンドームでの中日戦に2-11と大敗した。先発のドラフト1位のルーキー竹丸和幸(24)がわずか3イニングでサノー(33)に2発を打たれるなど9安打8失点と大炎上。今季8勝9敗と負け越しとなった。巨人OBで、ヤクルト、西武では日本一監督となった広岡達朗氏(94)は、「ルーキーの体力が1年間持たないのはわかっていた」とベンチの起用法に苦言を呈した。広岡氏は春先に「エースの顔をしていない」とコラムに記して話題となっていた。
サノーに2被弾、投手マラーにまでタイムリー許す
もう歯止めが利かなかった。
ルーキーの竹丸はその立ち上がりに一死から2番の村松の背中に死球をぶつけた。150キロのストレートをもろに背中に受けた村松は顔をしかめ、トレーナーの手を借りてベンチへ下がり、そのまま病院へ直行。診断結果は右肩甲骨骨折で最低2週間の離脱を余儀なくされることになった。
中日ベンチは阪神の藤川監督のように激怒して威嚇することもなかったが、竹丸に動揺を与えたのか。細川は三振に仕留めたものの4番のサノーにカウント2-0から高目に浮いたチェンジアップを捉えられた。左中間のホームランウイングに飛び込む先制2ランである。
さらに2回無死三塁から岡林にタイムリーを浴び、3回には無死一、二塁からサノーに捕手大城がインコースに構えたミットの逆球で、ほぼ真ん中に吸い込まれたカットボールを今度はレフトスタンドまで運ばれた。サノーはバットを左手で高く掲げたまま確信歩き。竹丸はガクっと首を折ってうなだれた。
さらに二死一、三塁とピンチを広げ、投手のマラー、福永にも連続タイムリーを浴びて、この回5失点。野手がマウンドに集まったが竹丸はうつむいたままで、その目は涙ぐんでいるようにも見えた。3回で81球、9安打、8失点の自己ワーストタイ。竹丸は8月1日の横浜DeNA戦でも8失点していた。
お盆休みのデーゲーム。敵地のバンテリンドームに駆けつけたG党からは、3回で勝敗がついてしまったゲームにタメ息しか出てこなかった。
スポーツ各紙の報道によると、橋上監督代行は「批判はすべて甘んじて受けます」と、大敗のゲームを潔く総括し、竹丸の投球については「右左関係なく根本的に球の質だとか球威も含めてもともと備わってるはずのものが原因は何かちょっと分かりませんがだいぶ崩れてる」と分析した。
竹丸は、被打率が対左打者の.216に対して右打者が.290と圧倒的に悪く、13被弾は、すべて右打者。ベース板をワイドに使ってはいるが、右打者の外へ逃げるよに落ちるボールがないのが致命的となっている。
巨人の大物OBである広岡氏は、「ルーキーの体力が1年間、持たないのはわかっていた」とベンチの起用法に苦言を呈した。

