「なんでグレーのまま今ごろクビなんだ。小園はどこかが取るだろう」広島の”ゾンビたばこ疑惑”小園海斗ら4選手への戦力外通告に球界大御所が違和感…WBC戦士「いかなる違法行為もない」
小園は報徳学園時代に甲子園で活躍し2018年のドラフトでオリックス、ソフトバンク、横浜DeNAとの4球団競合の末、1位で広島に入団。昨年は打率.309で首位打者、出塁率.365で最高出塁率の2冠を獲得。今春のWBCでは侍ジャパンのメンバーに選ばれていた。
小園は戦力外通告後に自身のインスタを更新。球団関係者や首脳陣、チームメート、ファンに「私生活の軽率な行動」を謝罪。
「自身の認識の甘さから、チームの士気や規律を乱すような事態を招いたことについて深く反省しております。今回の球団の決定についても真摯に重く受け止めております」と、反省の弁を続けたが、「世間をお騒がせしている一連の疑惑報道に関して」は、こう全面否定した。
「一部で取り沙汰されております違法薬物の使用や所持、あるいは反社会的勢力との繋がりといった法令違反行為につきましては、私自身、過去も現在も一切関与しておらず、いかなる違法行為の事実もございません」
そして今後については現役続行を希望した。
「私には野球しかありません。失った信用を取り戻すことは相当にど困難な道であると思いますが、一人の人間として、そして野球人として、今一度ゼロから自分を見つめ直し、真摯に野球と向き合ってまいります」
広岡氏も、小園、矢野らまだ20代の4選手に「反省が本気なら再起の機会を与えるべきだ」との考えを示した。
「まだやり直せる年齢。小園や矢野はどこかが取るだろう。王会長が目を光らせているソフトバンクのようなしっかりと選手を管理できる球団から出直せばいい」
ソフトバンクは、強制性交等の疑いで書類送検され、西武で謹慎処分を受けていた山川穂高をFAで獲得して再生させた過去がある。
また巨人も野球賭博への関与が発覚し、1年間の失格処分を受けた高木京介に育成からの再起機会を与え、日ハムでチームメイトへの暴力問題で出場停止処分となっていた中田翔を無償トレードで獲得している。
果たして疑惑を否定したものの広島が信頼関係を維持できなかった小園、矢野らに手をさしのべるチームは出てくるのだろうか。
(文責・駒沢悟/スポーツライター)

