• HOME
  • 記事
  • 野球
  • 「連勝してやっと五分なので…」新庄日ハムが十八番“偽装スクイズ”でCSファイナル進出も福岡で待ち受けるソフトバンクとの「2勝アドバンテージ」の“地獄”
日ハムの新庄監督が18番の“偽装スクイズ”で西武を突き放しCSファイナル進出を決めた(資料写真・黒田史夫)
日ハムの新庄監督が18番の“偽装スクイズ”で西武を突き放しCSファイナル進出を決めた(資料写真・黒田史夫)

「連勝してやっと五分なので…」新庄日ハムが十八番“偽装スクイズ”でCSファイナル進出も福岡で待ち受けるソフトバンクとの「2勝アドバンテージ」の“地獄”

 池田氏は、「1、2戦を連勝してやっと五分。ファーストステージで伊藤を使ってしまったことを考えると3連勝して五分と考えた方がいいのかもしれない。ソフトバンクに5つ勝たねばならないのは至難の業ですよ」と指摘した。
「アドバンテージの2勝を跳ね返すには、ファーストステージを2戦で終えて投手に負担をかけず、できるだけチームに疲労を残さず、勢いをつけて突破することが重要だった。それが3戦目までいき、抑えの柳川は3連投した。伊藤は足に打球まで当てた。有原をなぜ初戦に起用したかが謎だったが、2戦で決めて伊藤をソフトバンクの初戦にもっていくつもりだったのか。先のことを考える余裕はなかったのかもしれないが、下克上をするには3戦を戦ったことは誤算だったと思う」
 ファイナルステージは中1日で14日に福岡でスタートする。
 先発には、今季の勝ち頭13勝の北出亘基、シーズン防御率2.90の加藤孝之、ポストシーズンでの経験が多い山崎福也がスタンバイしているが、有原航平、達孝太、伊藤大海の3人に出番が回ってくるまでにどんな星勘定でファイナルステージを展開できているのか。
 池田氏によると、対するソフトバンクは初戦からモイネロ、上沢直之、前田悠悟、松本晴の順番でぶつけてくるという。第5戦目は上茶谷大河でいくのか微妙らしいが、モイネロは防御率0.76で、残りの3人は2点台。しかもシーズンの対戦成績は、ソフトバンクの18勝5敗で、みずほPayPayドーム福岡では10勝1敗と圧倒的に相性がいい。対戦データーもソフトバンクがチーム打率.261、707得点、防御率2.88に対して日ハムは、打率.248、591得点、防御率3.88と悪い。また失策数もソフトバンクの53個に対して日ハムは88個もある。
 さらにファーストステージでは、万波がようやく目を覚ますも、レイエス、清宮幸太郎、郡司裕也らが揃って打率1割台だった。
「短期決戦ではレギュラーシーズンの相性は関係ないと言われているが、置かれた状況はかなり厳しい。ただいろんな選手をうまく使ってくる新庄監督の采配がはまると怖い。逆に言えばもうプレッシャーもないだろう。そこにファーストステージを勝ち抜いた勢いでどこまでやれるか」と池田氏。
 福岡に待ち受ける“地獄”に新庄日ハムがどう挑むか注目だ。

関連記事一覧