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阪神が横浜DeNAに連敗。4番の佐藤輝明が欠場、森下翔太まで途中交代の非常事態となった
阪神が横浜DeNAに連敗。4番の佐藤輝明が欠場、森下翔太まで途中交代の非常事態となった

「なぜ三冠王は試合に出ないんだ?」球界大御所が佐藤輝明が欠場し森下翔太が途中交代の非常事態で連敗した阪神に喝!「横浜DeNAもたいした野球はやっていないが…」

 セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦が甲子園で行われ、阪神が0-1で横浜DeNAに連敗、対戦成績が1勝2敗となった。4番の佐藤輝明(27)がコンディション不良で欠場。森下翔太(26)も足に異常を訴えて途中交代する緊急事態の中での2試合連続の完封負け。巨人OBでヤクルト、西武で監督を務めた広岡達朗氏(94)は「なぜ3冠王は試合に出ないんだ?横浜DeNAもたいした野球をやっていないが、3、4番抜きでは難しいよ」と苦境の虎に喝を入れた。

 7回まで無失点の高橋遥人が8回二死から牧に手痛い一発

 超満員の甲子園がざわついた。試合前のスタメン発表で、スコアボードの4番の定位置にサトテルの名前がなかった。代わりに「4番・ファースト」でアナウンスされたのは大山だった。前日のゲームで9回の守備から体に異変を訴えてベンチへ退き、今日の試合出場が危ぶまれていたが、スタメンを外れただけでなく、ベンチ入り人数と用兵の問題でベンチ入りさえしなかった。
 そしてさらなる激震が走る。6回だ。二塁ベースより左に3人の野手を並べた森下シフトの罠にかかり、牧に飛びついてゴロをアウトされた森下がベンチへ戻る際に、右の大腿部の裏あたりを押さえて顔をしかめた。そして7回の守備から交代となった。スポーツ各紙の報道によると、試合後に藤川監督は、検査のため病院へ直行したことを明かした。シーズン中から抱えていた故障だったというから、痛めた場所が場所だけに、今日の第3戦の出場も難しいかもしれない。
 三冠王が消え、7回から打撃3部門で3位以内に入っていた森下もいなくなった打線は、横浜DeNAの尾形、吉野、ルイーズ、岩田、馬場、浜地、レイノルズの継投の前に1点も取れず、8回で108球を投げ、牧の一発のみの1失点に抑える力投を見せた高橋遥人を見殺しにした。
 1本出れば…。
 得点機は作った。だが、2回一死三塁で元山は空振りの三振。7回には一死二塁で、元阪神の変則左腕の岩田から木浪が、あと数センチでヒットという惜しいファウルをレフト線に放つも、結局は三振。前日にも代打で岩田と対戦して三振していた木浪は元同僚にリベンジを果たせなかった。
 続く伏見が四球を選び、代打立石がコールされるも、ここで代わった2人目の元阪神の馬場に立石は、空振りの三振。初球に甘いフォークのスッポ抜けがあったが、仕留めきれずファウルとなっていた。
 9回には一死一、二塁で代走の植田と高寺にダブルスチールを仕掛けさせた。クイックのできないハマの新ストッパー、レイノルズの弱点をついた戦略で、一死二、三塁の一打サヨナラの舞台を作るも、木浪が三振、伏見もセカンドゴロに倒れてゲームセット。
 また高橋の牧への1球も不用意だった。
 8回二死で牧は一発だけを狙っていた。逆に言えば阪神バッテリーは一発だけを避けねばならないシチュエーションだった。実際、牧は2球目のツーシームをフルスイングしていた。なのにカウント1-1からのツーシームがど真ん中へ。それを巨人とのファーストステージで2試合連続アーチを放ち、勢いづいている牧に逆風を突き左中間スタンドの最前列まで運ばれた。
 試合後、牧は「甘い球は、どの球種でもいくつもりでいた」とコメントしている。防ぐことのできた決勝点だった。
 リーグ優勝チームの阪神は3位の横浜DeNAにアドバンテージが消えたどころか1勝のリードを許した。

 

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