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大谷翔平が116打席ぶりの復活弾を放つもドジャースは4連敗でNLCS敗退となった(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
大谷翔平が116打席ぶりの復活弾を放つもドジャースは4連敗でNLCS敗退となった(写真:Imagn/ロイター/アフロ)

「大谷翔平が二刀流をやれるかどうか疑問だ。もう辞めた方がいい」球界大御所が警鐘鳴らす…本人はNLCS敗退後「全部やるつもり」と継続宣言もオフの手術可能性を完全否定せず

 2023年9月に2度目の肘の手術を行った大谷は昨季の途中から投手として復活。今季は開幕からローテーションに入り、完全二刀流としてプレーして投手としては、14試合に先発して8勝2敗、防御率1.79の成績を残すも、7月4日のパドレス戦を最後に体に異常が発生してマウンドに立っていない。打者としても139試合に出場して打率.275、30本、81打点、OPS.889に終わり、シーズン終盤には負傷者リスト入りし、その故障の影響による不振がポストシーズンまで続いた。
 大谷自身は二刀流継続に強い意思を持っているが、もしオフの手術が必要となれば、来シーズンの序盤に影響は残るだろうし、来季33歳になる肉体が二刀流という負担にシーズンを通じて耐えることができるかどうかは不明だ。
「カリフォルニア・ポスト」は、「大谷が打撃と投球の両方をフルタイムでこなす姿にも別れを告げる」と”確定形”で報道した。
「今年シーズンを通して打者と投手の両方をフルタイムでこなそうとしたが、故障を重ねシーズン途中で投球を断念した。その結果生じた負傷によって打者としての能力も低下した。大谷が二刀流選手であり続けることにこだわると分かっている中で、ドジャースはどうすればいいのか」
 そう問いかけた上で「先発登板の間隔をさらに空けて、登板と登板の間の期間を長くするのか。それともシーズン序盤には投げないことで10月には二刀流選手としてプレーできるようになる、という考えを大谷に受け入れさせようとするのか。結果はすでに明らかになっている」と結論づけた。
 球界大御所で日ハム時代から大谷をウォッチし続けている広岡氏は、もっと厳しい見方をしている。
「大谷も人間だ。どれだけ鍛えてケアをしても年齢と共に体は言うことを聞いてくれなくなる。まして二刀流で普通の選手の倍、体を酷使していて、2度も肘にメスを入れている。ガタがきて当然だ。彼のプレーを見ているとどれだけ練習、努力をしているかがよくわかる。その練習量で支えられて、メジャーでMVPを4度も取るという、とんでもない活躍をしたんだと思う。だが、怪我があると練習量が落ちる。ユニホーム越しだが、シーズン終盤からポストシーズンにかけてこれまでと体が違っていたのが見てとれた」
 ポストシーズンの大不振の原因をそう分析した。
そしてロッテGM時代にボビー・バレンタイン氏を監督に招聘するなど、メジャー、マイナーの野球にも精通している広岡氏は、こう続けた。
「来年は何歳になるんだ?33歳?もう来シーズンを通じて二刀流をやれるかどうか疑問だ。今回の怪我と年齢は無関係ではない。もう辞めた方がいい。ドジャースと10年も契約しているんだから打者に専念すべきだろう」
 二刀流の継続は、また今季の終盤のように、どこかしらに故障が発生して、機能不全となり、チームに迷惑をかけることになりかねないと広岡氏は警鐘を鳴らすのだ。
 ドジャースの野手ではムーキー・ベッツが34歳、フレディ・フリーマンが37歳、マックス・マンシーが36歳、投手ではブレイク・スネル、タイラー・グラスノーが33歳で、まだ年齢を感じさせない全盛期のプレーを続けているが、二刀流の大谷を同じ物差しで見ることはできないのかもしれない。オフの手術の有無も含めて大谷の動きから目が離せない。

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