WBC8強逃した台湾ファン激怒!「なぜバットを振らないんだ!」「スポーツマンシップは?」韓国4打点ムン・ボギョンの9回”無気力”三振にSNS非難殺到…韓国ファン応戦で大荒れ
WBCの1次ラウンドが9日、東京ドームで行われ、韓国が豪州に7-2で勝利して「5点差以上、2失点以内」の条件をクリアして準々決勝進出を決めた。一方の台湾は豪州、韓国があと1点ずつ得点していれば奇跡の2位通過が決まるところだったため、熱狂的な一部のファンが、9回二死一塁でバットを一度しか振らずに三球三振に終わったムン・ボギョン(25)に八つ当たり、彼のインスタグラムに非難が殺到する異常事態が起きた。
台湾は韓国と豪州があと1点ずつ取っていれば奇跡の準々決勝進出が決まっていた
韓国メディアは一斉に「東京の奇跡」と報じた。
韓国が準々決勝進出を果たすためには豪州にただ勝つだけでなく「5点差以上、2失点以内」という厳しい条件をクリアすることが必要だった。だが、韓国は2回にムン・ボギョンの2ランで先制すると着実に得点を重ね、5回で5-0と条件を満たした。豪州も反撃、9回の最後の攻撃を前に6-2とされ、もう1点が必要な状況となったが、豪州の守備の乱れから、犠牲フライで1点を奪い、9回裏には、サンフランシスコ・ジャイアンツでプレーするキャプテン、イ・ジョンフのスーパーキャッチもあって無失点で逃げ切り、7-2でその厳しい条件をクリアして、17年ぶりとなる1次ラウンド突破を決めたのだ。
イ・ジョンフの周りに歓喜の輪ができ、ムン・ボギョンはグラウンドに顔を伏せ号泣した。豪州ベンチはただ呆然。泣いている選手もいた。
だが、さらにショックを受けたのが、朗報を待っていた台湾のファン。6日の日本戦で0-13とコールド負けしたものの、韓国との延長戦の死闘を制して、2勝2敗に持ち込み、韓国が3失点以上し、なおかつ韓国が8点以上奪って勝てば台湾が準々決勝に進出できていた。もし韓国、豪州があと1点ずつ取っていればその超難関の条件が成立していたのである。
そこで怒りの矛先が向いたのが5番のムン・ボギョンだ。
9回に1点を奪い、なお二死一塁で打席に入ったムン・ボギョンは初球こそバットを振って空振りしたが、そこからは、ただ立っているだけで、打つ素振りを見せず、”無気力”に三球三振した。もうそれ以上、得点を奪う必要がなかったこと、そして8回途中から救援していたチョ・ビョンヒョンの肩を冷やさずにマウンドに上げてリズムを保つ狙いがあったとみられる。
だが、この韓国がもう1点を取らなかった時点で準々決勝進出の望みを絶たれた台湾ファンの怒りが爆発。ムン・ボギョンのインスタに非難のメッセージが殺到したのだ。
LGツインズの主砲のムン・ボギョンは、2年連続で20本塁打100打点をクリアしたスラッガーで、この日も先制本塁打を含む3安打4打点。得点する可能性もあっただけに怒りが増したのだろう。
「立ったまま寝てるのか?」
「どうしてちゃんと攻撃しないの?」
「スポーツマンシップはないの?」
「バットは打つためのものだ。振らないなら持って行くな」
「点差調整でも続けてろ。真ん中の3球も振らないで何ができる?」
「お前はメジャーリーグにも行けない。そのまま井の中の蛙でいろ」
八つ当たりするだけでなく、ムン・ボギョンの人格を傷つける明らかな誹謗中傷メッセージも散見した。
これに対して韓国のファンも応戦。「そもそも日本戦でコールド負けするのが悪いのでは?」「あなたたちがスポーツマンシップを語るのが笑える」という声に、中国と台湾の政治問題にまで言及する反論もあり、インスタが大荒れ状態となった。
あきれた台湾のユーザーからの「スポーツマンシップのない台湾ネットユーザーの代わりに謝罪します。どうかこの行動で台湾の印象を悪くしないで下さい」「台湾人の皆さん、もうこれ以上恥ずかしいことをしないでください。このような罵倒コメントを見て本当に呆れています」と、謝罪やたしなめる声もあった。

