「もう言葉が見つからない」Wソックス村上宗隆”ジャッジ超え”5試合連続10号2ランに指揮官驚愕…主軸同僚バルガス「あんな風に打ちたい」と学んで3試合連続
ホワイトソックスの村上宗隆(26)は22日(日本時間23日)、敵地でのインターリーグのダイヤモンドバックス戦に「3番・一塁」で出場し、7回に5試合連続となる10号2ランをマークした。5試合連続本塁打はドジャースの大谷翔平(31)に並ぶ日本人選手の最長記録でルーキーでは初。ウィル・ベナブル監督(43)は「もう言葉が見つからない」と絶賛。また村上と共に主軸を打つ同僚のミゲル・バルガス(26)は「あんな風に打ちたい」と敬意を示した。なお試合は7-11で敗れた。
24試合で10本塁打は球団最速記録
MURAKAMIのバットが本塁打記録を塗り替えていく。
5-10で迎えた7回だ。無死一塁で、ダイヤモンドバックスのサイドハンド、ライアン・トンプソンが初球に真ん中へ投じたストレートをバックスクリーンの右へ叩き込んだ。飛距離451フィート(約137.5メートル)の壮大な一撃に敵地のチェイス・フィールドに集まった2万0799人の観客は息をのんだ。
5試合連続の10号2ラン。ア・リーグの本塁打争いで、3度のMVPに輝いているヤンキースのアーロン・ジャッジの9本を抜き単独2位に浮上。トップのアストロズ、ヨルダン・アルバレスに1本差に迫った。
USAトゥデイ紙によると、村上は「自分はアーロン・ジャッジと比較されるようなレベルの選手ではありません。謙虚さを忘れずに、今やっていることを続けていきたいです」とコメントしたという。
5試合連続は日本人選手としては大谷の記録に並び、デビューから24試合で10本塁打は2018年の大谷の6本を上回った。MLB公式サイトによると、メジャーでも新人の5試合連続は史上14人目の最多タイ記録。
また球団の最多記録にも並んだ。過去にA.J.ピアジンスキー〈2012年〉、ポール・コネルコ〈2011年〉、カルロス・リー〈2003年〉、フランク・トーマス〈1994年に2度〉、ロン・キトル〈1983年〉、グレッグ・ルジンスキー〈1983年〉の6人しか記録していない。
24試合での10号到達は1934年にジーク・ボヌーラが25試合で達成した記録を抜く球団最速記録。さらにコルソン・モンゴメリーも4試合連続アーチを放っており、同一チームの2人がアベックで4試合連続本塁打を記録したのは史上初の快挙だという。
前出のUSAトゥデイ紙によると、村上は球団タイ記録を作ったことを素直に「嬉しい」と表現。「全体的にスイングの状態はとてもいい。まだシーズン序盤なので、これからも投手への対応を続けていく必要がありますが、今はとてもいい状態で打席に立てています」と好調であることを口にしている。
MLB公式サイトによると驚異のペースで本塁打を量産する村上にベナブル監督も称賛の言葉を並べた。
「もう言葉が見つからない。彼は常に良い球をしっかり打てるポジションに自分を置いているし、スイングの判断も素晴らしい。しっかりとコンタクトできる。そして一度、捉えればとてつもなく強い打球になる。単打ですら強烈だし、もちろん長打の破壊力は圧巻だ。本当に見ていて凄いよ」
また村上と共に主軸を任されている三塁手のバルガスは敬意を表した。
「本当に信じられないよ、彼がやっていることは。見ていても驚くばかりだ」
そしてこう続けた。
「こういう特別な選手がいると、できるだけ観察して学ぼうとするよ。あんな風に打てるようになりたい」
バルガスはすでに村上から何かを学んだのか、3試合連続本塁打である。

